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ソフトバンクからFA宣言しロッテに加入した福田秀平は、新天地では背番号『7』を着ける。マリーンズの『7』といえば、国内FA権を行使して楽天に移籍した鈴木大地が昨季まで6年間背負い、その前は3位から日本一となった2010年にチームキャプテンを務めた西岡剛が着けるなど、“チームリーダー”が背負ってきた番号だ。
河合克美オーナー代行兼社長は、昨年行われた福田の入団会見で「直近ですと鈴木大地選手、その前は西岡選手と、歴代キャプテンを務めてもらった選手の背番号。そういう意味では、個人の力も期待しているところではありますが、若い選手が多いチームですから、チームを引っ張っていってくれるようなそんな選手になって欲しいという期待を込めた番号だと思っています」と説明した。
福田も入団会見で、「7番は多くの偉大な方が着けてきた番号。7番と聞いてすごく嬉しく思いましたし、今後よりいっそうこの番号に見合う選手にならないといけないなと思いました」と決意を述べている。
◆ 怪我にも強い背番号7
マリーンズの『7』は、鈴木大地、西岡剛とキャプテンが背負ってきた番号であり、彼らは試合に出続けることで常にチームの求心力にもなってきた。
プロ入りから背番号『7』を着けた西岡は、入団3年目の05年にレギュラーを掴むと同年初めて規定打席に到達。05年以降、マリーンズを退団する10年まで6年連続で規定打席に到達し、マリーンズ最終年となった10年は全144試合に出場して、打席数はNPBシーズン記録となる692打席に立った。さらに同年、スイッチヒッターでは初となるシーズン200安打を達成し、最多安打、首位打者のタイトルを獲得した。
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今季からロッテでプレーする福田は、走攻守三拍子が揃った素晴らしい選手だが、ソフトバンク時代は故障にも泣かされ、プロ13年間で規定打席に到達したことは1度もない。シーズン自己最多出場は18年の110試合で、最も多く打席に立ったのも11年の244打席だ。新天地では、プロ初となる規定打席を達成することができるかにも注目だ。
マリーンズは今季からメディカル体制の強化を図るべく、順天堂大学医学部との提携を結ぶなど力を入れており、そういった観点からのサポートにも期待したい。
▼ 西岡剛、鈴木大地の出場試合数と打席数
▼ 西岡剛
03年：7試合／11打席
04年：63試合／232打席
05年：122試合／493打席
06年：115試合／485打席
07年：130試合／559打席
08年：116試合／522打席
09年：120試合／531打席
10年：144試合／692打席
▼ 鈴木大地
14年：144試合／610打席
15年：142試合／564打席
16年：143試合／583打席
17年：143試合／588打席
18年：143試合／558打席
19年：140試合／614打席
※パの規定打席
03年：434
04年：412
05〜06年：421
07〜14年：446
15〜：443
文＝岩下雄太
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背番号で野球やるわけじゃない。なんだこの記事
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