魅力のある人は普段から、ちょっとした+αの行動を自然と行っていました。
元ブランドショップの店長として数々のVIPを接客してきたミニマムリッチコンサルタントの筆者が、魅力的なVIP客から教わった習慣をお伝えします。
■洗面所、トイレをきれいにしてから出る
「使った後の洗面所の水滴を拭く」「トイレットペーパーを美しく整える」など、後で使う人が気持ちよくなるような+αを日常的な習慣にしていました。
■自分から「あ・い・さ・つ」をする
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いつもお客様から先に挨拶をしてくれました。「あ・い・さ・つ」のポイントは、語呂合わせのように「あ:明るく」「い:いつも、いつでも」「さ:先に」「つ:続けて」といわれています。
「つ:続けて」とは、「こんにちは。寒くなったけど体調はいかがですか?」というように、挨拶の言葉に続けて+αの思いやりの言葉をかけることです。
■「どうぞ」と人にゆずる
余白のある毎日を送っているからか、混雑している店内でもイライラすることなく「お先にどうぞ」と、ほかのお客様に順番をゆずってくれました。
時短や効率が重視される毎日での「どうぞ」は、相手にも自分にも余白をもたらす+αの言葉です。
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小さなことばかりですが、ご紹介した+αの習慣がその人の魅力をつくっているように感じました。すべて、相手のことを思う気持ちがベースだからです。気持ちに余裕のない時は、自分の「魅力加算ポイント」を貯める気持ちでやってみると良いでしょう。忙しい毎日に少しの余白を作るきっかけとなるかもしれません。
※ミニマムリッチ=「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。
(ミニマムリッチコンサルタント 横田真由子 株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)