『水曜どうでしょう』名シーンを超豪華声優陣が再現 神谷浩史&下野紘&小野大輔は“シカ事件”をどう演じた?

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2020年01月06日 07:01  リアルサウンド

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 待望の最新作が好評放送中のローカルバラエティ番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)。名物ディレクターで出演者でもある藤村忠寿&嬉野雅道によるYouTubeチャンネル「藤やんうれしーの水曜どうでそうTV」にて、番組の名シーンを豪華声優陣が吹き替えした企画動画が公開されている。


(参考:大泉洋&安田顕は無名時代からスゴかった 『水曜どうでしょう』D陣がYouTubeで告白


 視聴できるのは、「喜界島テント騒動」編と「ジャングルでシカでした」編。いずれもファンにはおなじみのエピソードで、なんと神谷浩史、下野紘、小野大輔という豪華なキャスティングで吹き替えが行なわれている。


 「喜界島テント騒動」編は、2001年に放送された「リヤカーで喜界島一周」企画で展開された爆笑シーンだ。大泉洋、鈴井貴之と藤村&嬉野両Dが一つのテントで就寝することになり、大泉のボヤキが冴える。吹き替えは大泉を神谷が、藤村Dを下野が、嬉野Dを小野が担当。語彙が異常に豊富な小学生のケンカ、といった風情のやりとりがトップ声優の美しい声&演技力で再現されており、否応なく笑わされてしまう。


 一方、「ジャングルでシカでした」編は番組で1〜2を争う人気エピソード。1998年に放送された「マレーシアジャングル探検」企画での一幕で、ジャングルにある動物観察小屋・ブンブンで不安な夜を過ごす4人が、暗闇に光る動物の目を「トラだ」と確信して大騒ぎするが、結果「シカだった」という脱力のオチがファンの記憶に焼き付いている。こちらは大泉を神谷が、鈴井を下野が、嬉野Dを小野が、そして藤村Dを本人が演じている。嬉野Dの名言「シカでした」がどう再現されているかも見ものだが、テレビディレクターとは思えない藤村Dの声のよさ&演技力も楽しむことができる。


 今回の企画は、以前ディレクター陣がアニメーション制作スタジオのイベントに出演した際、『どうでしょう』好きで知られる神谷と交流を持ち、食事の席で藤村Dが「思いつきで」提案したものだという。「非常に堕落した会話を、カッコいい声で言ってもらったらどうなるんだろう」(藤村D)という単純な疑問から生まれた作品で、DVDなどパッケージに収録されるわけでも、ファンイベントで限定公開されるわけでもなく、YouTuber上で誰もが楽しめる形で動画化されたのは画期的なことだ。


 なお、藤村&嬉野Dの初見のリアクション&解説動画も「副音声」としてそれぞれ公開されているので、ファンは合わせて楽しみたいところ。新作の放送に合わせて活発化している、「藤やんうれしーの水曜どうでそうTV」。今後どんな企画でファンを楽しませてくれるのか、引き続き注目したい。


(向原康太)


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  • シカでしたのやつ、藤村さん役は誰だろう…と思ってずっと聴いてたらまさかのご本人でした。
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