“昔ながらの正月遊び”とは…… 今の大人が遊んでいた「スーファミ」は昔に入る?

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2020年01月06日 13:41  おたくま経済新聞

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“昔ながらの正月遊び”とは…… 今の大人が遊んでいた「スーファミ」は昔に入る?

 小学校の冬休みの宿題といえば、書き初めや縄跳びで体力作りに加え、「昔ながらの日本の正月遊びをしよう」という項目もありがち。しかしその“昔”の定義とは、という画像がちょっとした物議を醸しています。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 「『昔ながらの日本の正月遊びをしよう』という冬休みの宿題が出ている息子が、実家でこれをやってるんですが、これで合ってるんでしょうか。」という言葉とともに、一枚の画像をツイッターに投稿したのは、脚本家の大谷 dandori 洋介さん。


 写真には、ご丁寧に箱まで付いたスーパーファミコン(スーファミ)。箱の上に乗っているスーファミには、「ぷよぷよ通(2)」がささっており、他にも、「パズルボブル」や「パネルでポン」など、計4つほどスーファミソフトが写っています。確かに、子どもからしてみれば「自分の親世代の遊び=昔の遊び」という認識かもしれません……。


 ちなみにこの投稿には、「”昔ながら”という点をもっと具体的に時代指定の必要がありますね」という的確なリプライ、「あながち間違い……と言えないかもしれない」という反応、「お正月と言えば、かるた・福笑い・羽根つき・凧上げ・坊主めくりで遊んだ記憶」と、正統派なお正月遊びをあげる声などがよせられています。



 そういえば、盆暮れ正月には花札でいとこと遊んだ記憶が筆者にもありますが、よくよく考えたらあれも任天堂の商品でしたね。ファミリーコンピュータ(ファミコン)やスーファミはその後を引き継いでいる……と考えてもいいのかしら???


 スーファミが発売されたのは1990年11月21日。2020年で30周年を迎えます。この歳月は「10年ひと昔」と言われていることから考えたら、さん昔くらいになるってことでしょうか……。いずれにせよ、タコあげもできる場所が減ってきて、コマ回しもできる大人が減ってきているので、だんだんと昔の遊びを継承できる大人自体も、少しずつ減ってきているような気がします。


 みなさんは、コマを上手に回したり、竹馬に乗って歩けたりしますか?


<記事化協力>
大谷 dandori 洋介さん(@dandori)


(梓川みいな)


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  • 正月の七草粥を食べるまでの極めて限定的な時期しか遊ばないという意味では間違っている。昔の人は季節関係なくそれで遊んでいた。
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