「片付けられない妻」の心理と汚部屋の原因をプロが紐解く! 家が汚すぎて夫が帰らない!?

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2020年01月06日 22:32  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

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汚部屋まるごと片付けます! 待望の連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」がはじまります。第5回目のクライアントは、葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

「片付けないなら、離婚する」と夫に言われました(主婦Mさん、32歳)

[応募写真]

 結婚と同時に、3LDKのマンションに住み始めたMさん夫婦。最初の1年は共働きで忙しく、その翌年に愛娘が誕生。出産を機に専業主婦となったものの、ワンオペでの家事と育児の両立は難しくノイローゼ気味に……。何をするにも、育児のストップがかかり「出しっぱなし」状態が続く日々。いつしか片付ける気力を失い、ここまで悪化したそう。でも、独身時代は「こんなにひどくなかった」とMさん。

[リビング]

「優しく穏やかだった夫が別人のように豹変し、『片付けろ』と怒鳴ります。そんな夫の姿を見て、私もパニックになり泣いてしまいます。仕事(稼業)で忙しい夫に、心休める家を提供できない自分が残念です。夫も怒りが抑えられないと、実家で寝泊まりしています。夫(35歳)は娘(2歳)を溺愛しているし、私も夫が大好きです。夫婦の関係を修復したいので、助けてください」

 散らかる場所を検証すると、「モノが増える原因」と「捨てられない理由」が見えてきます。住人が抱える問題をまとめながら、汚部屋を覗いてみましょう。

[原因.1]食品庫

 夫とはグルメの趣味がぴったりと話すMさん。「料理好き」だとわかるキッチン周りでしたが、大人2人では食べきれないほどの食材の量です。 

 Mさんは、焦るほど好きなコトに逃げてしまうのでしょう。専業主婦だから、苦手な片付けや掃除も頑張らなきゃというプレッシャーがあった。その焦りが、好きな料理に向かって食品をつい買い溜めしてしまう。

[原因.2]洗面室

 100均の便利グッズや小物が目立ちます。家事を楽にしたい、可愛いインテリアにしたいという意欲ばかりが散らかっているようでした。

 自分だけの自由な時間とお金がなくなったせいか、安物を爆買いしてストレスを発散しがちだというMさん。ひどい時は、100均で3,000円以上買うことも……。小物を買うことで、偽りの満足感を繰り返しているのでしょう。

[原因.3]リビング

 親のマネをして子は育つ。その言葉どおりか、娘もおもちゃを散らかし放題。片付けても、すぐに散らかします。私を見てそうなったのかと不安だというMさん。

 おもちゃの多くは、両親や親戚からの贈り物ばかり。善意の捨て時がわからない、ギフトの山と化しています。対象年齢を過ぎた古いおもちゃも多く、大人でも片付けられない量。収納の仕組みも問題です。

[原因.4]寝室

 クローゼットを支配するのは、母親が相談もなく送りつけた高級衣装箪笥。洋服の半分以上は、母と姉からの贈り物。わざわざ用意してくれたと思うと、捨てられない。かといって、着たいとも思えず「タンスの肥やし」になる始末。

 母は通販で買ったモノを勝手に送りつけてくる、とMさん。ずっと仕事で忙しかった罪滅ぼしか、モノを買い与える癖があるそう。Mさんもまた、それを断れない。母のお節介と姉の押しつけが原因として見えてきました。

[原因.5]将来の子ども部屋

 アパレルの販売をしていたため、頑張って買った洋服を捨てられないとMさん。また、母と姉からもらった衣類も「いつか売ろう」と山積みのままに……。Mさんの思い出が詰まった洋服と、母と姉からのギフトで部屋が満パン! 

 後回しにしてきた「いつか」を放置した結果、大切なモノを失ってしまうかも。

[まとめ]

 ひとりで解決できないなら、「プロ」に相談を求めてください。Mさん自身も夫から「プロへの相談」を提案され、コチラへたどり着きました。これから劇的に、モノを手放して「片付けやすい仕組み」へと改善していきます。離婚寸前の夫婦仲もどう変わったか、今後のレポートでお届けします!

 

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