『いきなりマリッジ3』第6話ーー出会って16日目の新婚生活、新郎の“些細な言葉”に新婦が激怒して家出!?

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2020年01月07日 10:41  リアルサウンド

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『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。その第6話が、12月21日よりAbemaビデオにて配信されている。


(関連:『いきなりマリッジ3』第5話ーー出会って10日目の新婚生活、新婦が涙の訴え&新郎は困惑


「バカにしとる言い方」


 楽しく食事をしていたはずの新郎ジュンペイ(39歳)と新婦ヒナ(24歳)。しかし、ジュンペイのある質問がきっかけで二人は口論になり、ヒナは怒りを露わにする。


 “新婚”生活15日目。30日間の“新婚”生活の折り返し地点であるこの日、ヒナは幼馴染と会う約束をしていた。ジュンペイとの結婚生活を語るヒナは穏やかな表情を見せるが、幼馴染の前で「(ジュンペイが)話を聞いてくれない」と愚痴をこぼすシーンも。この言葉を聞いて、前話でヒナが「最後まで話を聞いてほしい」と涙を流す姿を見ているスタジオMCの陣内智則と紗栄子、ゲストの小林よしひさは「根に持ってましたね」と苦笑い。


 夜になると、内装の仕事を終えて、静岡から戻ってきたジュンペイが合流する。ヒナの幼馴染はジュンペイに「今までどんな人と付き合ってきた?」「ずっと東京なんですか?」など、さまざまな質問を投げかけていく。親しげに質問に答えていくジュンペイだが、隣に座るヒナはどことなく不安げな表情を浮かべていた。30日後に住むところなど、まだ二人で話し合いができていないことも答えていたからかもしれない。


 「イチャイチャしないんですか?」との問いに、二人は照れ笑い。「出かけるとき、手繋ぎたいけどね!」「俺、繋いでんじゃん!」とじゃれ合うような言い合いをするが、ヒナの幼馴染に「遠慮してるんですか?」と問われたジュンペイは、恋愛をしてこなかった期間やヒナとの年の差から、彼女に対して遠慮があることを打ち明けた。


 その後のインタビューで、ヒナの幼馴染はジュンペイを「気が利いて優しい方」と評したが、二人がお互いに遠慮していることが気になったようだ。ヒナは手を繋ぐことをはじめ何にしても「言わなきゃいけない」ということにモヤモヤしている。一方ジュンペイは手を繋ぐことに対して、安心感ではなく恋愛の刺激を求めてムードを気にしているのかもしれないと自己分析した。ジュンペイは「俺から手を繋いでたりしてるんですけどね」と笑っていたが、ヒナの想いを受け止めようと、本心を探ろうとしたり、彼なりに考えを巡らせたりしていることが伝わってくる。


 だが、ヒナを深くまで知りたいゆえに「何でも話し合いたい」というジュンペイのこの姿勢が、口論の原因となってしまう。


 “新婚”生活16日目。ヒナは手料理を作って、ジュンペイの帰りを待っていた。帰ってきたジュンペイが、手料理を頬張り「美味しい」と言うたびに、ヒナは心の底から嬉しそうだ。しかし、ジュンペイが「直してほしいところ」の話題を切り出すと、ヒナの表情が曇り始める。


 ジュンペイは、ヒナの浮き沈みの激しいところが、元々の性格なのか、それとも自分がそうさせてしまっているのかを探りたかったようだ。しかし、ジュンペイの“先生”のような問いかけは、ヒナにとって気分の良いものではなかった。ジュンペイが口にした「昔から」という言葉は、ヒナと出会う前の時間を埋めたいという気持ちの表れのように感じるが、彼女は「昔むかしって言われてもずっと変わりません」と苛立ちを隠しきれない。ジュンペイから「バカにされている」と感じたヒナは無言で家を出ていってしまった。


 「まともに話もできないんじゃ、さすがにちょっと厳しいですね」と頭を抱えるジュンペイ。彼は結婚を強く意識しているからこそ、対等に、もっと深く話し合いたいだけだった。


 追いかけるべきか迷うジュンペイだったが、スタッフの「何も声をかけなくていい」「ただ横に立っていればいいんだよ、帰りたくなるまで」という助言に従い、ヒナを探しに家を出る。寒空の下、階段でうずくまるヒナを見つけたジュンペイは、ただ隣に座り、彼女の気持ちが落ち着くのを待った。「バカにしたつもりはないけど、ヒナがそう感じたならバカにしたことと一緒だから」「ごめんね」。ジュンペイの言葉を静かに聞いていたヒナは、彼の「行こう」の声に促されるように顔を上げ、「ご馳走様だけ言って」とようやく笑った。


 初めてぶつかった二人について、ゲストの小林は「互いの結婚に対するスピード観がズレたのでは?」と考察。続けて、「ご馳走様だけ言って」という言葉から、ヒナはただ一緒に晩御飯を楽しみたかっただけなのではないかと優しく指摘する。30日後の決断のため、対等でありたい、深くまで話し合いたいと思うジュンペイの気持ちもわからなくはない。結婚を意識するからこそ起こる衝突を、二人はこの先どう乗り越えていくのだろうか。(文=片山香帆)


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