山寺宏一、宮野真守、沢城みゆき、宝田明ら7人が映画『キャッツ』日本語吹替版に参加へ

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2020年01月07日 14:11  リアルサウンド

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『キャッツ』(c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

 山寺宏一、浦嶋りんこ、RIRI、 宮野真守、沢城みゆき、山路和弘、宝田明が、1月24日に公開となる映画『キャッツ』の日本語吹替版キャストを務めることが決定した。


参考:『キャッツ』日本限定予告公開 テイラー・スウィフト、ジェニファー・ハドソンらキャラポスターも


 本作は、1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔『キャッツ』を映画化したもの。白猫のヴィクトリアを、英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるフランチェスカ・ヘイワードが演じ、バストファージョーンズをジェームズ・コーデン、グリザベラをジェニファー・ハドソンがそれぞれ演じる。また、テイラー・スウィフトもボンバルリーナ役で出演するほか、オールドデュトロノミーをジュディ・デンチ、マキャヴィティをイドリス・エルバ、ガスをイアン・マッケラン、ジェニエニドッツをレベル・ウィルソンが演じる。監督を務めるのは、『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるほか、『レ・ミゼラブル』のスタッフが再集結した。


 日本を含め世界で二ヶ国のみが許可された吹替え版には、観客と同じ目線で『キャッツ』の不思議な世界を冒険する主人公ヴィクトリア役に女優の葵わかな、猫たちのリーダーであるマンカストラップ役に俳優の山崎育三郎、名曲「メモリー」で歌声を響かせるグリザベラ役に歌手の高橋あず美、ふとっちょで紳士的なバストファージョーンズ役にお笑い芸人の秋山竜次(ロバート)、マジックが得意で気弱なミストフェリーズ役に俳優・歌手の森崎ウィン、働きもので鉄道をこよなく愛するスキンブルシャンクス役に俳優・ダンサーの大貫勇輔、美声とダンスですべての猫を虜にする自由奔放な猫ラム・タム・タガー役に藤原聡(Official髭男dism)、そして猫たちの偉大な長老であるオールドデュトロノミー役に女優の大竹しのぶが決定している。数々のアーティストの楽曲アレンジ、プロデュースを手がける蔦谷好位置が日本語吹替版音楽プロデュースを担当する。


 『アラジン』のジーニー役をはじめ数多くの作品に出演する声優の山寺は、神出鬼没で恐ろしい力を持つお尋ね者の猫マキャヴィティ役、舞台『レ・ミゼラブル』やミュージカル『メリー・ポピンズ』などで活躍する舞台女優の浦嶋は、昼間はぐうたらで夜は元気なおばさん猫・ジェニエニドッツ役、若手シンガーのRIRIは、マキャヴィティと行動を共にする、スウィフト演じる妖艶な雌猫・ボンバルリーナ役、声優の宮野と沢城は、イタズラ好きかつ盗みのプロで悪名高きコソ泥カップル猫マンゴジェリー&ランペルティーザ役、ハリウッドスターの吹き替えを数多く担当する声優の山路は、船が住処の荒くれ猫グロールタイガー役をそれぞれ担当。そして、映画『ゴジラ』シリーズから長きにわたり活躍する宝田は、かつては劇場の大スターで今は過去の栄光を懐かしむ老猫であり、オリジナル版ではマッケランが演じているガス役を務める。


 今回発表された7名からのコメントも公開された。


■山寺宏一(マキャヴィティ役) コメント
●吹替版を演じてみて
参加出来て嬉しかったです! ミュージカルで観たマキャヴィティは、あまり姿を現さず歌ってもいなかったと記憶してるんですが、映画版ではしっかり出て来て歌も(少しですが)歌っているので、やりがいがありました! 不気味で怖いだけじゃないんです。


■宝田明(ガス役) コメント
●吹替版を演じてみて
此の世に存する生命体は、全て喜怒哀楽を有する。
猫とて同じ事。彼が吐き出す言葉に少しく味付けをして、素直に挑戦した。


●演じるキャラクターとの共通点
老猫エンジン全開すれど、悲しいかな体力が、深い溜息が、人生を感じさせる。


■浦嶋りんこ(ジェニエニドッツ役) コメント
●吹替版を演じてみて
世界で二ヶ国のみ!に、吹替え収録後あらためて震えがきてます!
最高に興奮して吹替えに挑みました!


●演じるキャラクターとの共通点
私も夜行性で、夜の活動が活発。
○キブリは食べないですが、ネズミは子供の頃ポケットに入ってました(笑)。


■RIRI(ボンバルリーナ役) コメント
●吹替版を演じてみて
ミュージカルも、映画の吹替えも初めての経験でしたので、とてもエキサイトしました!
ボンバルリーナは、妖艶な猫のキャラクターなので表現が難しかったですが、すべて本当に楽しくて、演じることの楽しさも知れた、とても素敵な機会でした!


●演じるキャラクターとの共通点
ボンバルリーナのキャラクターは、私にはない側面をたくさん持ってるので、その分、
初めての表現が多くて、演じていてとても楽しかったです!
日本語版のボンバルリーナ、ぜひ楽しみにしていてくださいね!


■宮野真守(マンゴジェリー役) コメント
●吹替版を演じてみて
『キャッツ』を観劇して大変感動し、衝撃を受けたので、
このような形で携わることができて、本当に幸せです!


●演じるキャラクターとの共通点
おどけ役でお調子者なところと、小心者なところでしょうか……(笑)。


■沢城みゆき(ランペルティーザ役) コメント
●吹替版を演じてみて
楽曲の中でキャラクターを作っていく作業は初めてで、1テイク毎に細かな演出をいただき、少しづつ形にしていきました。……我慢はしない気質のランペル! 解放されるようで心地良かったです。


●演じるキャラクターとの共通点
……ぱっと、思いついたのは、相方のことが大好きなところ(笑)でしょうか。
宮野さんとこうした間柄は新鮮で嬉しかったです。


■山路和弘(グロールタイガー役) コメント
●吹替版を演じてみて
歌だけ吹替るなんて、生涯ないと思ってた。選んでいただけて光栄でした。
そして機会をくれたキャッツに感謝。


●演じるキャラクターとの共通点
ただの酔っ払いのオヤジみたいになったかなぁ……だとしたら、それが共通点?


(リアルサウンド編集部)


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