マダムタッソー・ロンドン、ヘンリー王子&メーガン妃の蝋人形をロイヤルセクションから“撤去”

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2020年01月10日 18:02  Techinsight Japan

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ヘンリー王子&メーガン妃の蝋人形が別の場所に移動へ(画像は『Madame Tussauds London 2018年5月9日付Instagram「You guessed it alright!」』のスクリーンショット)
英王室ヘンリー王子・メーガン妃夫妻の高位王族からの引退表明から一夜明けた現地時間9日、観光名所の1つとして知られる蝋人形館「マダムタッソー・ロンドン」は、それまで展示していた夫妻の蝋人形を「ロイヤル・セクション」から早々に“撤去”していたことが明らかになった。

現地時間8日、6週間の休暇を終え久々にロンドンの街に姿を現したヘンリー王子・メーガン妃夫妻。2人は沿道の人々に笑顔を振りまいていたのだが、その後ほどなくして公式Instagramを更新し「高位王族というポジションからの引退」や「王室からの経済的自立」、そして今後は「活動拠点を英国と北米の2か所に持ち、双方を行き来する予定」であることなどを明かした。

この前代未聞のニュースは英国のみならず世界中のメディアに大きく報じられ、英国の欧州連合離脱を指す言葉“ブレグジット”(Brexit:Britain&Exitをかけた造語)をもじった、“Sussexit”(サセックス公爵夫妻の王室離脱)、“Megxit” (メーガン妃夫妻の王室離脱)といった新語が現在見出しを賑わせている。

そんななかイギリスの観光名所の1つとして人気の蝋人形館「マダムタッソー・ロンドン」が、それまで展示していたヘンリー王子・メーガン妃夫妻の蝋人形を「ロイヤル・セクション」から早々に“撤去”したことが明らかになった。2018年5月、ロイヤルウェディングの直前に2人の蝋人形を初展示した同館は、それ以降もメーガン妃の懐妊やアーチー君の誕生などが伝えられるたびに蝋人形のディスプレイやSNSを通じて夫妻を祝福していた。

つい最近までヘンリー王子とメーガン妃の蝋人形は、「ロイヤルファミリー」のセクションにエリザベス女王とフィリップ王配、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻とともに展示されていたのだが、高位王族からの引退の意思が表明されると、彼らの蝋人形はすかさず同セクションから“撤去”されてしまったようだ。

マダムタッソー・ロンドンからの声明文には、同館もこのたびのニュースに世界中の人々と同じように驚いているとして、

「メーガン妃とヘンリー王子の蝋人形は本日以降、当館の『ロイヤルファミリー・セット』から撤去いたします。」

と記載されている。また夫妻が引退表明時にInstagramに綴った言葉を引用し、2人を“移動”させるという今回の決断は

「『英王室という制度のなかで、今後新たにより進歩的な役割を担っていく』ご夫妻の意思を反映したものです。」

と皮肉たっぷりの文面も。

そんなマダムタッソー・ロンドンの判断には、

「なんて子供じみたやり方なんだ!」
「高位王族は退いても、2人はまだロイヤルメンバーなのに」

と批判が届く一方で、

「メーガンははじめから王室にはふさわしくなかった」
「こんな恩知らずの2人の蝋人形なんて、早々に撤去してよし!」

と賛同する声も多数あがっている。

ちなみに夫妻の蝋人形は完全に撤去されるわけではなく、今後は展示場所が「ロイヤルファミリー・セット」から「ワールドステージ」のセクションへと移動になる予定とのことだ。

画像は『Madame Tussauds London 2018年5月9日付Instagram「You guessed it alright!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

このニュースに関するつぶやき

  • メーガン妃はアメリカで売れっ子女優だったのですか。聞いたことなかったけど。
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