「アンブッシュ」がオフ-ホワイトなど運営するニューガーズグループの傘下に、過半数株式を譲渡

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2020年01月11日 00:22  Fashionsnap.com

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(左から)「アンブッシュ」のYOON、VERBAL Image by: FASHIONSNAP.COM
「アンブッシュ(AMBUSH®)」が、ミラノを拠点とするニューガーズグループ(New Guards Group)の傘下に入ると発表した。ニューガーズは2020年秋冬シーズンからアンブッシュの運営を手掛けるが、YOONはクリエイティブディレクター、VERBALはCEOとしての活動を継続する。



 ニューガーズグループは2015年に創業し、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」「パーム・エンジェルス(Palm Angels)」など多くのブランドを運営。昨年にはデジタルマーケットプレイス「ファーフェッチ(Farfetch)」の傘下に入った。
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 海外メディアの報道によると、ニューガーズグループはアンブッシュの株式を過半数取得。アンブッシュは今後、グローバル展開を加速させるとともに新規カテゴリーを開拓する方針で、ジュエリーやデニムといった一部のカテゴリーを除くレディ・トゥ・ウェアの生産拠点をイタリアに移行するほか、日本国外への直営店の出店を計画しているという。Eコマースのシステムもファーフェッチのプラットフォームに移行する。
 ニューガーズグループの共同設立者兼CEOのDavide De Giglio氏は、「我々は以前からアンブッシュの熱狂的なファンであり、YOONとVERBALをファミリーに迎え入れる機会を得たことを本当に嬉しく思います」とコメントしている。
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