ドバイ24時間:ブラックファルコンのメルセデスが優勝。GT4は柳田組アトラスBXが優勝を飾る

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2020年01月12日 18:31  AUTOSPORT web

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2020年ドバイ24時間のスタートシーン
1月10〜11日、アラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで第15回ドバイ24時間レースが行われ、途中大雨にによりレース中断、そのまま打ち切りとなる荒れたレースをブラックファルコンのカリード・アル・クバイシ/ベン・バーカー/フバート・ハウプト/マヌエル・メツガー/ジェローム・ブリークモレン組メルセデスAMG GT3が制した。GT4クラスでは、柳田真孝が乗り込んだアトラスBXチームのメルセデスAMG GT4が優勝を飾った。

 中東ドバイで毎年年明けに開催されるドバイ24時間は、9時間〜24時間のレースで構成される24時間シリーズの一戦。ヨーロッパのオフシーズンにあたる時季に開催されることから、例年ヨーロッパ、さらにアジアからも数多くのエントリーを集めている。

 15回目となる今季も多くのGT3車両をはじめランボルギーニ・スーパートロフェオ等のGTX、カレラカップカー、GT4、TCRなどのマシンが集まったが、晴天のもと10日15時にスタートしたレースは、開始から5時間が経過した頃に雨が降りはじめてしまう。

 この地域では珍しい強い雨のため、ランオフエリア等に水が出てしまい、22時17分にレースコントロールはレース中断を決断。ピットレーンやメインストレートが冠水してしまう状況となり、翌朝7時に、ドバイ・オートドロームとレースを主催するクレベンティックは、安全のためそのまま終了を宣言した。

 レースは中断時点でリードしていたブラックファルコンの4号車メルセデスが優勝。アウディワークスのクリストファー・ハーゼやマーカス・ウィンケルホックらが乗り込んだカーコレクション・モータースポーツの88号車アウディR8 LMSが2位。ドリス・ファントール、クリストファー・ミースがドライブしたMS7・バイ・WRTの7号車アウディが3位となった。

 GT4クラスでは、韓国のCJロジスティクス・スーパーレースのトップチームで、ハンコックのワークス格であるアトラスBXチームがメルセデスAMG GT4を持ち込み参戦。アトラスBXのメンバーであるスティーブン・チョウ/キム・ジョンキュン/柳田真孝に加え、パク・ジェソンがドライブし、見事初挑戦でクラス優勝を飾っている。

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