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食べられないグミやキャンディに“いいね”集まる 10代の“リアル絵”アーティストたちのこだわりとは?

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2020年01月18日 09:00  ORICON NEWS

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写真ピノ(画像提供:佐藤稜馬さん)/HARIBO(画像提供:koukiさん) (C)oricon ME inc.
ピノ(画像提供:佐藤稜馬さん)/HARIBO(画像提供:koukiさん) (C)oricon ME inc.
 一見すると、「紙の上に実物を置いただけ」の画像が、SNSで話題になる光景をたびたび目の当たりにする。よく見てみると、色鉛筆や絵の具を使って描かれたイラストだ。質感、色、立体感…つい触りたくなるほど“本物過ぎる”イラストに、数万件の“いいね”がつくこともしばしば。CG全盛の世の中、あえてアナログな方法でリアルにこだわったイラストをアップする10代のアーティストたちに“リアル絵”を描き始めたきっかけを聞いた。

【写真】リアルすぎて触りたくなる! コーラ、ピノ、HARIBO他、イラスト制作過程も

■平均制作時間は10時間 「リアルすぎて絵だと信じてもらえなかったことも」

 最初にお話を聞いたリアル絵アーティストは、10代の佐藤稜馬さん。“ピノ”や“三ツ矢サイダーキャンディー”で多くのいいねを集めた。精巧な作品の制作にはどのくらい時間を要するのだろうか?

 「平均時間は10時間くらいです。短いものだと6時間くらいで描いたものもありました。これまでで一番時間がかかったのは、三ツ矢サイダーの飴の絵で、2週間ほどかけて完成させました」(佐藤稜馬さん)。

 リアルな絵を描くうえでこだわっているのは、どれだけ本物に近づけるか。コツは本物を「よく見ること」。描かれたリアルな作品は、「本物すぎる」など評判となり、とくに“ピノ”の絵は、1万以上の「いいね」を集めた。しかし、本物すぎるという評価のせいで、絵を見た人に絵だと信じてもらえなかったことも。SNSで制作過程を見せる試みは、信じてもらうために始めた者だった。

 「絵を見てくれた人が、絵だと信じてくれなかったこともありました。最高の誉め言葉と受け取りましたが、信じてもらうには制作過程を見せることが一番手っ取り早いかなと思いました。リアル絵を描くのは時間も根気も必要なので、「本物にしか見えない」と言われるのは自信にもつながるし、励みになります」(佐藤稜馬さん)。

 モチーフは、普段の生活の中にあるものを選んでいるという。現在は、勉強や高校生活が忙しいが、絵を描くことが大好きと言い、時間を見つけてこれからも描き続けたいと話してくれた。


■話題になったグミの作品でフォロワー6倍「リアル絵を描くことで向上したのは“観察力”」

 SNSにアップされた紙の上にグミとその袋が置かれただけに見える画像。一見、写真のようにも見えるが、実は色鉛筆で描かれた精巧なイラスト。その画像を描いたのは、高校生のkoukiさんだ。

 高校では美術系の学科に所属しているため、デッサンなどは授業でも勉強しているが、色鉛筆は独学だそう。リアル絵を描くことで技術的にも上達したが、とくに向上したのは観察力だという。

 「よりリアルに見せるポイントとしてこだわっているのは“立体感。妥協はせず、とにかく細かいとこまで諦めずに再現すること。とくに、物体の質感を意識すると、自然に立体的になると思います。どうすればより立体的になるのかは、いつも模索しています」(koukiさん)。

 話題になったHARIBOのグミの絵は、制作に約10時間かかった。SNSではとくに多くの“いいね”を集め、それまで900人ほどだったフォロワーが今は6倍以上に増えたという。充実したリアル絵ライフを送っているように見えるが、「描きたくない」と思うこともあるのだろうか。

 「実は、描きたくないなと思うときもあります。でも、そういうときは無理に描かずに少しずつ進めたり、絵のことは忘れて遊んだりして“描きたい”というモチベーションがあがるまで待つようにしています」(koukiさん)。

 根気がいる作業は心が折れることもあるだろう。そんなときSNSが役立っているようだ。作品をSNSで発信してよかったことを聞いてみた。

 「たくさんの方に見てもらえることですね。フォロワーが増えるとモチベーションに繋がりますし、自分の好きなことや得意なことも知ってもらえますし、コミュニケーションも広がります」(koukiさん)。

 今後はデジタルでも描けるようになりたいという抱負も語ってくれた。

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