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9年ぶりの衰えぬトークでわかった 島田紳助さんがYouTuberなら最強説

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2020年01月18日 11:30  AERA dot.

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写真キレキレトークは健在だった島田紳助さん(C)朝日新聞社
キレキレトークは健在だった島田紳助さん(C)朝日新聞社
 2011年8月、島田紳助さんは引退を発表した。そのきっかけは、彼と暴力団関係者の間で親密な関係をうかがわせるメールを交わしていたことが明らかになったことだった。所属事務所が本人に事情を聞いたところ、彼は少し沈黙した後、「引退します」と言い放ったという。

 当時の島田さんは『行列のできる法律相談所』『人生が変わる1分間の深イイ話』『開運!なんでも鑑定団』『クイズ!ヘキサゴンII』など、数多くのゴールデンタイムの番組で司会を務める人気芸人だった。我が世の春を謳歌していた彼は突然、芸能界から姿を消した。

 引退してから島田さんはテレビやラジオなどのメディアに一切出ていなかった。そんな彼が人前に顔を出し、話をするところが久しぶりに公開された。歌手のmisonoのYouTubeチャンネル『misono ch』内の動画で、島田さんはmisonoと俳優の山田親太朗と共演し、20分以上にわたってトークを展開した。

 misonoと山田は、島田さんが手がけていた『ヘキサゴン』のレギュラーメンバーの一員だった。動画の中でも語られている通り、『ヘキサゴン』は島田さんが最も思い入れを持っていた番組だった。常識的なクイズ問題すら解けない若手タレントを「おバカタレント」としてキャラ付けしていった。

 彼らのおバカっぷりが世間に十分浸透したところで、そのメンバーの中から「羞恥心」というユニットを作って歌を歌わせた。おバカな彼らの格好良さを全面に出すことで、世間に驚きを与えた。羞恥心の出したCDは40万枚を超える大ヒットとなり、彼らは『NHK紅白歌合戦』にも出場した。

 これ以外にも番組内で多数のユニットが結成され、コンサートなどの音楽活動が行われた。『ヘキサゴン』は単なるクイズ番組の枠を超えた一大プロジェクトに成長していた。紳助はこの番組の出演者のことを「ファミリー」と語っていた。その交流は引退後も続いていたようだ。

 久しぶりに表に出てきた島田さんの話術は全く衰えていなかった。misonoと山田という扱いづらいおバカキャラの2人を巧みにさばき、笑いを起こすその姿は、ゴールデン番組を仕切っていた時代と何も変わらなかった。

 これを見て個人的に思ったのは「島田紳助さんがYouTuberになったら最強だろうなあ」ということだった。知名度、話術、人脈、専門知識、企画力、行動力、趣味の豊富さなど、島田さんはYouTuberに必要なあらゆる要素を高いレベルで備えている。子供や若者にはそこまで刺さらないかもしれないが、社会人向けYouTuberとして彼に勝てる才能の持ち主はこの世にいないのではないか、とすら思う。

 とはいえ、現実的に考えると、島田さんがYouTuberになったり、テレビに復帰したりすることはないだろう。本人も「芸能界に一切未練はない」と語っている。彼は芸能界の頂点に近いポジションにいながら、そこに安住していないようなところがあった。

 多忙な中でも休みを確保して、大好きな沖縄に行ったり、飲食業や不動産業などのビジネスを展開したりしていた。笑い一筋、テレビ一筋の明石家さんまのような芸人と違って、紳助は興味の対象が多い人間だった。テレビの世界で上り詰めたものの、その地位を守ることにはそれほどこだわりがなかったのだ。

 引退後、島田さんは何度か週刊誌の取材を受けていた。リタイア後の彼は肩の荷が下りたように穏やかな表情を浮かべていたという。公開された動画でもその様子がうかがえた。

 島田さんは長年、芸能人として走り続けてきて、普通の人の感覚を知らなかった。例えば、引退後に感動したのが「割り勘のフェアさ」だった。割り勘という約束で仲間たちとの飲み会を行ったところ、自分よりも若い人が「明日早いんで」と先に帰っていった。芸能界では後輩が先輩より先に帰るというのはありえないことだった。だが、割り勘で自分の勘定を自分で支払っている以上、いつ帰るかも自由だったのだ。

「同時に気づきました。芸能界におった頃は、飲んでても、みな笑てるから楽しんでるんやと思い込んでましたけど、僕が払うから帰れんかったんやろな、と。なかには眠いなあ、帰りたいなあと思ってた奴もおったんでしょうね」(『週刊文春』2017年11月2日号より)

 現在の島田さんは、年齢や社会的な地位と関係なく、仲間とつるんで酒を飲み、遊び回り、自由を謳歌している。「テレビの帝王」が現役時代には決してたどり着けなかった世界がそこにはあった。「素敵やん」が口癖だった彼は、この上なく素敵なセカンドライフを満喫しているのだ。(ラリー遠田)

【おすすめ記事】1千万円のギャラ飲みを断ったトップ芸人 桂小軽が語る島田紳助と吉本の掟


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  • 結局寂しくなったからノコノコ出てきたんだろ?(笑)声かけたメンバー( *´艸`)AERAがよいしょしてるってことは、コメントもらってパヨパヨさせたいからだろ?(笑)
    • イイネ!21
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