栄養満点&食品ロスも防ぐ!野菜の芯&根元の美味しい食べ方

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2020年01月18日 12:00  つやプラ

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つやプラ

40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

キャベツの芯やホウレンソウの根元部分など、調理過程で捨ててしまいがちな野菜の部位ってありますよね。あたりまえのように廃棄している野菜の皮や芯ですが、なかには栄養が含まれているものも多くあります。

ベジ活アドバイザーの筆者が、捨ててしまいがちな野菜の部位を美味しく食べるポイントをご紹介します。

■捨ててしまいがちな野菜の部位を美味しく食べるポイント

ホウレンソウの根元

調理過程で切断してしまいがちなホウレンソウの赤い根元部分ですが、糖質が多く、骨形成のために必要な「マンガン」も多く含まれています。旬にあたる冬は、特に根元の甘みが強くて栄養価が高いそうですよ。

茎と茎をひらくように洗うと、比較的泥も落としやすいです。根元に十字に切り込みを入れて丸ごと茹でると、ホウレンソウの栄養を余すところなくいただくことができます。

キャベツの芯

キャベツを調理する時に処分してしまいがちな芯ですが、栄養価が高いことが明らかになっています。

カゴメによると、キャベツの芯・結球葉・外葉の3つの栄養を比較したところ、キャベツの芯には「カルシウム」「カリウム」「リン」「マグネシウム」が結球葉の約2倍も多く含まれているのだそうです。むくみ改善に効果が期待できる「カリウム」と細胞の生命活動に欠かせない栄養素である「リン」は、芯に最も多く含まれているのがわかっています。

固さが気になる場合は、削ぎ切りなどにして厚みを半分にしてから調理するといいですね。

暴飲暴食対策にも

葉の部分に比べて芯は歯応えがあり、噛む回数が多くなります。

よく噛むことは満腹中枢を刺激して暴飲暴食予防にもなるので、ダイエット中の人は活用してみてはいかがでしょうか。

ニラの根元

ニラの根元の白い部分には、「アリシン」という香味成分が葉先の4倍ほど多く含まれているそうです。アリシンには血液をサラサラにする働きや、糖の代謝を促して身体を動かすエネルギーをうみだす「ビタミンB1」の効果を持続させる働きがあります。

強い独特の香りが苦手な人は、下茹でをすると香りが和らぎますよ。

捨ててしまいがちな野菜の部位のなかには、高い栄養や美味しさをそなえているものもあります。無理なく活用できるといいですね。

(ベジ活アドバイザー 生井理恵 「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)

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