高齢ドライバーの運転について考えるきっかけにも…孫が祖父母をドライブに誘う動画『きっかけは三世代免許』

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2020年01月18日 15:02  Pouch[ポーチ]

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高速道路の管理運営を行うNEXCO東日本が2018年から実施している「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクト。

2019年2月には動画『父と母の卒業旅行 〜The Last Long Drive〜』が公開されて、再生回数80万超を記録するなど大きな注目を集めました。

2020年1月16日、新たに公開されたのは、動画『THE FIRST LONG DRIVE 〜#きっかけは三世代免許〜』

祖父母・親・孫の三世代全てが車の運転免許を持つ「三世代免許」をきっかけに「高齢ドライバーの運転や逆走」について、家族みんなで話し合ってほしいという思いが込められています。

【逆走の約7割が高齢ドライバーによるもの】

『THE FIRST LONG DRIVE 〜#きっかけは三世代免許〜』に出演しているのは、大学1年生の倉持はるなさん一家と、大学2年生の新井達也さん一家。ふたりは、免許取得のために自動車教習所に通っています。

【講習の中で高齢者疑似体験をして…】

運転の練習に励むなか、ふたりが体験したのは「家族みんなで 無くそう逆走 三世代免許 特別講義」。

高齢者の視野や体の動きを疑似体験した後、講師から

「全国の高速道路で発生した逆走は約200件、その約7割が65歳以上のドライバーによるもの(平成23〜30年)」
「高齢ドライバーによる逆走は自分の家族にも起こり得ること。安全運転について家族で話し合うことが大切」

といった話を聞き、真剣な面持ちで受け止めます。

その後無事に免許を取得したふたりは、それぞれ大好きな祖父母をドライブに誘ったのでした。

【講義を受けたことで「孫世代」の心に変化が】

幼い頃から孫を見守ってきた祖父母は、「もう運転する年になったのか……」と感慨深げ。そのいっぽうで、少なからず心配もしているようです。

しかし孫のほうも、高齢の祖父が運転することを心配していました。なぜなら同じドライバーという立場になったこと、また特別講義を受けたことによって、運転にともなう危険性を身をもって感じたからです。

【いいきっかけになったようです】

ドライブがきっかけとなり、帰宅後、それぞれの母も交えて祖父の運転について話し合った両家族。親子だとつい感情的になってしまうことも、一世代おいた孫となら、落ち着いて話し合えるのかもしれません。

【実際に「特別講義」を体験できるよ!】

高齢化が進む昨今、「三世代免許」は珍しくありません。はるなさんや達也さんの家族のように、話し合う時間が持てるきっかけになるといいですね。

ちなみに2月5日には、東京・葛飾区の京成ドライビングスクールで動画内で行われた特別講義が開催されます。

1月27日17時まで応募フォームから参加を受け付けているので、興味のある方はチェックしてみてください。

参照元:プレスリリース、NEXCO東日本、YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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  • フロントウインドウディスプレイに大きく「逆走です!」「一時停止箇所です!」「赤信号右です!」と注意喚起するもじが現れた上で衝突被害軽減ブレーキを作動させよう。
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