スペインのスポーツメディア『TRIBUNA』が、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが日々行っているルーティンワークを紹介。30代に突入した今なお世界トップクラスの実力を維持する両者の生活が明らかになった。
メッシが欠かさず食べる5種類の食べ物
メッシは若い頃、筋肉系のケガが多く、また試合中に嘔吐することが何度もあったが、2014年頃から食生活を改善させたことによってこれらの症状もなくなっていった。
かつてはピザやチョコレートを好み、肉類についても無頓着に食べていたが、2014年以降は水、オリーブオイル、全粒穀物、新鮮な果物、新鮮な野菜という5種類の食べ物を欠かさずに食べている。また、砂糖の摂取量を減らし、ナッツやヒマワリの種、カボチャの種に代表される種実類を摂るようにしているという。
日常生活についてもバルセロナと家族への比重が特に高く、不摂生な生活はしていない。朝起きて子供たちを学校に連れて行き、チームのトレーニングを行い(2部練習の場合は間に休養)、子供たちを迎えに行き、昼食の後にシエスタ(昼寝)、というルーティンになっている。1部練習の場合は子供たちを迎えに行く前にシエスタを取り、夜寝る時はテレビをつけっぱなしにすることが多いという。
もちろんパーソナルトレーニングも欠かさず、ケガをしないよう日々、自分の体をケアしているようだ。
C・ロナウドの食事は1日最大6回
C・ロナウドは以前から食事に気を使っていたため、メッシのようにキャリアの途中で食生活を改めることはなかった。彼は1日で5回ないし6回の食事を摂るという。
ハムとチーズ、低脂肪のヨーグルトという朝食で1日が始まり、昼食は1日2回。1回目は鶏肉とサラダ、2回目は魚とサラダ、卵、オリーブなど。夜は肉や魚を食べ、また間食としてアボカドトーストや果物を1〜2回食べるそうだ。
また、C・ロナウドは1日8時間睡眠を好み、シエスタも1日最大5回まで行うという。日々のハードトレーニングに加えてジムトレーニング、水泳、ピラティスなども行い、コンディション維持に努めている。
メッシとC・ロナウドがトップに立ち続けているのは、節制した日々の生活があってこそだと言えるだろう。