e日本シリーズに進むのは…?“東京シリーズ”となったファイナルは衝撃の結末

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2020年01月20日 14:12  ベースボールキング

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◆ e日本シリーズ進出チームが決定

 プロ野球のオフシーズンに開催される、"もうひとつのプロ野球"──。

 日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントの共催で行われるプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」。プロ野球12球団がドラフト会議で指名した4名でチームを結成し、現実のプロ野球と同様、セ・リーグとパ・リーグに分かれ、日本一の座をかけた熱い戦いを繰り広げている。


 レギュラーシーズンが12日(日)で終わり、18日(土)からは『eBASEBALLプロリーグ 2019シーズン コカ・コーラ eクライマックスシリーズ』が開幕。現実のプロ野球と同様、セ・パ各3チームが勝ち残り、短期決戦で日本シリーズへの出場権を争う。

 なお、レギュラーシーズンではプレイヤー1人が5イニングの試合をプレーするという戦いだったところ、eCSからは9イニングの試合を3人のプレイヤーで戦う(3イニング毎に交代していく)形にルールが変更となっている。いかに良い流れで仲間にバトンをつないでいくか、逆も然りでいかに嫌な流れを断ち切ることができるか。コントローラーを握るのは各チーム1人だが、これまで以上にチームの結束力が大事になってくる。


◆ 1週間ぶりの“再戦”…

▼ ファーストステージ

巨人(2位) − 中日(3位)


 セ・リーグのファーストステージは、レギュラーシーズン最後のカードで戦った巨人と中日という顔合わせ。1週前の対戦では巨人が優勝に最も近いところにいながら、3連戦で2分1敗と勝利を挙げることができず。ヤクルトに逆転優勝を許す形となっている。

 なんとしてもリベンジを果たしたい再戦では、初戦こそ2−1で接戦をモノにしたものの、2戦目を4−5で奪い返されて1勝1敗。勝った方がファイナル進出という第3戦へともつれ込む。

 迎えた決戦は中日・菅原翔太選手が操るダヤン・ビシエドの先頭打者アーチで華々しく開戦。先手を取られた巨人だったが、吉田友樹選手が冷静に反撃を繰り出して1回から3回まで毎回得点。3−1とひっくり返してリードを広げると、中盤はプロリーグランキング2位の舘野弘樹選手が同じように4回から6回まで毎回「1」を刻み、6−2と突き放す。終盤は坂東秀憲選手が反撃を2点でしのぎ、リードを守って逃げ切り勝ち。粘る中日を振り払い、巨人がヤクルトへの挑戦権を掴んだ。


◆ 勢いのままに…

▼ ファイナルステージ

ヤクルト(1位) − 巨人(2位)


 激闘の余韻も冷めやらぬなか、翌日にやってきたファイナルステージ。勝ち上がってきた巨人は、エース・舘野選手が大暴れを見せる。

 緊張感漂う1回表に打者一巡の猛攻で一挙5点を挙げて見せると、1点を返された直後の2回にも2点を追加。3回終了時点で7−1と大量リードを奪って味方にバトンをつなぎ、初戦大勝の立役者となる。

 つづく2戦目は打って変わって0−0で3回まで終了する静かな展開になるも、4回に舘野選手が登場するやいなや最初の打者・坂本勇人でバックスクリーンに叩き込む一発を放つと、クリスチャン・ビヤヌエバでも左中間スタンドまで叩き込み、一気に2得点。守ってもヤクルト打線を3イニング無失点に封じ、2−0で終盤戦へ。

 両者譲らず迎えた9回、巨人は吉田選手がヤクルトの灯火を消し去る一気の4得点。裏も無失点で抑え、完封リレーで快勝。ペナントレースでの悔しさを晴らす2連勝で、巨人が『SMBC e日本シリーズ』への挑戦権を獲得した。


◆ 『コカ・コーラ eクライマックスシリーズ』セ・リーグの結果


▼ ファースト:巨人(2位)− 中日(3位)

・第1試合:巨 2 − 1 中
└ 吉田友樹 − 脇 直希
└ 舘野弘樹 − 岡久将吾
└ 坂東秀憲 − 菅原翔太)

・第2試合:巨 4 − 5 中
└ 舘野弘樹 − 新井宇輝
└ 高川 健 − 岡久将吾
└ 吉田友樹 − 脇 直希

・第3試合:巨 6 − 4 中
└ 吉田友樹 − 菅原翔太
└ 舘野弘樹 − 岡久将吾
└ 坂東秀憲 − 脇 直希


▼ ファイナル:ヤクルト(1位)− 巨人(2位)

・第1試合:ヤ 3 − 10 巨
└ 高良匡史 − 舘野弘樹
└ 藤本洋介 − 吉田友樹
└ 大川泰広 − 坂東秀憲

・第2試合:ヤ 0 − 6 巨
└ 大川泰広 − 高川 健
└ 加藤誉士典 − 舘野弘樹
└ 高良匡史 − 吉田友樹


◆ コメント

▼ 解説者・真中満氏

ジャイアンツが強かったですね。

スワローズは(巨人に)開幕3連敗していたので、
面白い展開になるのかなと思っていたのですが、
相性も含めてジャイアンツの強さを感じましたね。
落ち着いて力を出し切っていました。

スワローズは結果的に「SMBC e日本シリーズ」進出を
逃してしまって残念だと思いますが、
開幕3連敗からリーグ優勝まで来たわけですから胸を張ってほしいです。

「SMBC e日本シリーズ」で対戦する
読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズは互角。
勢いのある館野選手をどう抑えていくかがポイントだと思います。


◆ 今後の日程 

 SMBC e日本シリーズ:1月25日(土)
会場:esports 銀座 studio
(コナミクリエイティブセンター銀座内)


▼ チケット発売中!
https://e-baseball.konami.net/pawa_proleague/ticket/

[券種]
ブロック内フリー席 1,500円(税込) ☆カンフーバット付き

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