リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今後も目の前の試合に集中し続けていくことを強調した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リヴァプールは19日、プレミアリーグ第23節にホームでマンチェスター・Uと対戦した。14分にフィルジル・ファン・ダイクのヘディング弾で先制すると、後半アディショナルタイムにモハメド・サラーがダメ押しゴールを決め、2−0で勝利。リーグ戦の連勝を「13」に伸ばし、1試合消化試合が少ないものの、今節引き分けに終わった2位マンチェスター・Cとの勝ち点差を「16」に広げている。
首位を独走していることにより、リヴァプールのファンからは早くもリーグタイトルを獲得できるといった内容のチャントが歌われていたという。このような声にクロップ監督は「彼ら(ファン)は好きな歌を歌えばいいと思う。彼らが何を歌えばいいか決めるために私がここにいるわけではないからね。でも、もし今我々のファンたちの気分が良くないなら、それは奇妙なことだと思うよ」と語りつつ、まだ何も決まったわけではないことを強調した。
「ここで言えることは我々はここに仕事をしに来ている。それと同じように簡単に言えることだね。もちろん、今の雰囲気はとてもポジティブなものだ。でも、これからも集中し続ける必要がある」
「木曜日にはウルブス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)と対戦する。正直言って、私は今その試合以外のことに興味がない。もちろん、彼らは夢を見ることができるし、好きな歌を歌うことができる。我々はまだそのパーティの一部となることはできないが、それは問題ではないよ」