インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが、トッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについて言及した。19日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
エリクセンは今シーズン終了時点でトッテナムとの契約が切れるため、来夏ではフリーで移籍することが可能になる。世界屈指のプレーメーカーの争奪戦が予想される中、インテルは今月、同選手を獲得しようと1000万ユーロ(約12億円)のオファーを送ったと報じられた。
しかし、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督はこのオファーの存在自体を否定。また同監督はインテルのアントニオ・コンテ監督へ「敬意を欠いている」との苦言も漏らした。
そんな中、今月エリクセンの代理人と会談をしたというマロッタCEOは、インテルの正当性を主張している。以下のように語った。
「彼はもちろんトッテナムの選手だが、6月で契約が切れることが明らかだ。それにこの期間中に彼の代理人に会うことは完全に合法で、現在の規約により許可されているはずだよ」
「現時点で彼は、1月か6月に訪れるとしか言えない。ただ、彼を巡る争いは激しくなるかもしれない。今後何が起きるかは誰にも分からないよ」
今冬の移籍市場の期限は、1月末まで。果たして、エリクセンの交渉は進展するのだろうか。