中村倫也、グルメな変わり者役でGP帯連ドラ初主演! 東村アキコ『美食探偵 明智五郎』ドラマ化

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2020年01月21日 05:01  リアルサウンド

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『美食探偵 明智五郎』(c)日本テレビ (c)東村アキコ/集英社

 中村倫也が主演を務めるドラマ『美食探偵 明智五郎』が、日本テレビの4月期日曜ドラマ枠で放送されることが決定した。


参考:チェキ写真はこちらから


 本作は、『海月姫』『主に泣いてます』『ママはテンパリスト』『偽装不倫』『東京タラレバ娘』などで知られる東村アキコ原作の同名漫画をドラマ化するサスペンス。美食家のイケメン探偵が、連続殺人鬼の真相とハートに迫る。


 主人公で、美食家の探偵・明智五郎は容姿端麗だが、超・超・変わり者。明智に助手扱いされ、様々な事件に巻き込まれる移動弁当屋・小林苺や、明智と出会い殺人鬼へと変貌する美女“マグダラのマリア”といったキャラクターが登場する。明智とマリアは、“探偵と殺人鬼”という対立関係でありながら、“惹かれ合う男女”でもある複雑な間柄となる。


 明智五郎を演じる中村は、連続ドラマの主演は2007年放送の『ハリ系』(日本テレビ関東ローカル)以来2度目で、ゴールデン・プライム帯連続ドラマの主演は初となる。衣裳のスーツは中村自らが生地選びから参加し、衣裳部や制作スタッフと共に作り上げたオーダーメイドとなっている。


 脚本を担当するのは、劇団「ロリータ男爵」主宰で、『レンタルの恋』(TBS系)、『トクサツガガガ』(NHK総合)などを手がけた田辺茂範。


 なお、番組公式Twitter(@bishoku_ntv)では、番組アカウントをフォローし、情報出しツイートをリツイートした人の中から抽選で2名に、中村のサイン入りチェキが当たるプレゼントキャンペーンを実施している。


 出演が決定した中村、原作者の東村、日本テレビ情報・制作局の荻野哲弘プロデューサーからはコメントが寄せられている。


中村倫也 コメント
役どころについて
原作を読ませていただいて、ようこんな見目麗しい、整った役を薄顔の男に持ってきたな……と(笑)。出来る限りの工夫とあふれんばかりのパッションでなんとか乗り切ろうと思っています。もちろん、明智は主役ですし大事ではあるのですが、作品としては、周りのキャストの皆さんと織りなすハーモニーを大事にして、毎話、毎カット探りながら丁寧に作り上げていきたいです。


ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演への意気込み
自らチャレンジして、苦労しながら楽しむということを率先してやっていければと思います。とはいえ、年齢を重ねるとともに、一人が背負うことができるモノには限りがあると分かってきました。気負い過ぎて、いっぱいいっぱいになってしまったら、元も子もないので、そこは大人として周りの皆さんに上手く甘えられたらと思っています。


東村アキコの作品について
物語の紡ぎ手としての発想力、構成力も素晴らしいですが、なにより愛嬌のあるキャラクターが沢山出てきますよね。東村先生にお会いしたことはないのですが、先生自身がきっと、とても魅力的で、周りから放っておけないな……と思われている方ではないかと。だから、魅力的なキャラクターを沢山作ることができるのかなと思っています。


視聴者へのメッセージ
このドラマは、殺人を犯す動機や切り口が今までのミステリーと違うところが見どころですね。また、生身の人間ならではの会話のテンポを大事にしながら、ポップで楽しげなところから、急におどろおどろしい面を見せるなど、想像できない変化をしていく作品にしていけたらと思っています。あまり観たことのない日曜22時半のドラマになるのではないでしょうか。ちゃんとスパイスをまぶして料理するので、楽しんでください!!


東村アキコ コメント
私は子供の頃、図書館にあった江戸川乱歩の小説や、テレビでやっていた探偵ものの映画、サスペンスドラマが大好きでした。どの作品も怖いのに、登場人物はみな魅力的で、レトロでお洒落で、恐ろしくも美しい悪、みたいな作品たちに魅了されたものです。この作品は、そんな世界観を私なりに漫画という形で表現したものですが、それがこの度ドラマ化されると聞いて、人生がループして子供の頃に見たブラウン管の中に明智とマリアが映り込むような不思議な感覚におそわれました。
明智役の中村倫也さん、ハンサムで、クレバーで、ちょっと不思議な感じが明智役にぴったりです。楽しみです!


日本テレビ情報・制作局 荻野哲弘プロデューサー
東村アキコさんの原作を初めて拝読した時の衝撃は今でも忘れることができません。
十数年前『火曜サスペンス劇場』という名物番組に関わらせていただいた人間にとって、東村さんが紡ぐ物語の中で犯人が殺人に手を染めるに至る“同期”がとっても斬新に思えたからです。更に、「犯人が捕まらず、しかも××する」という衝撃展開も!
そんな素敵な原作の主人公・明智五郎役に、今最も旬な俳優の一人である中村倫也さんをお迎えできるとは……なんたる僥倖でしょう! 役ごとにクルクルと変貌する中村さんの「何をしでかすか分からない」存在自体がサスペンスな魅力と、ディズニー映画の主題歌まで歌い上げてしまう艶っぽい声に、心から期待しています。
「笑えて、ドキドキして、時々泣ける」美味しいドラマを目指します。それぞれの素材の味が中途半端にならず際立つよう、スタッフ・キャストの皆さんと精一杯調理しますので、是非ご賞味下さい! (文=リアルサウンド編集部)


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