レアル・マドリードに所属しているスペイン人DFアルバロ・オドリオソラが、今冬の移籍市場でクラブを離れることになりそうだ。スペインメディア『マルカ』が21日に報じている。
オドリオソラはレアル・ソシエダに在籍していた2017−18シーズン、リーガ・エスパニョーラで35試合に出場し4アシストを記録した。2018 FIFAワールドカップ ロシアに挑むスペイン代表メンバーにも選出され、大会終了後にレアル・マドリードへ加入した。当時、レアル・マドリードは同選手の獲得に3500万ユーロ(約43億円)を費やしたという。
しかし、加入後はスペイン代表DFダニエル・カルバハルの牙城を崩すには至らず。昨シーズンはリーガ・エスパニョーラで14試合の出場にとどまっており、今シーズンも第20節終了時点でわずか4試合のみの出場となっている。リーガ・エスパニョーラで最後に出場したのは昨年10月に行われた第9節のマジョルカ戦で、昨年12月に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節のクラブ・ブルージュ戦以来公式戦のピッチに立っていない。
定位置確保に苦しんでいるオドリオソラは今冬の移籍市場での退団が報じられている。現時点での有力候補はセビージャとアスレティック・ビルバオだという。また、スペイン国外ではバイエルンも同選手に関心を示しているようだ。現在、バイエルンは本職がCBのフランス代表DFベンジャマン・パヴァールが右SBのファーストチョイスとなっており、ドイツ代表DFジョシュア・キミッヒも中盤での出場が続いている。そのため、右SBを本職とするオドリオソラをリストアップした模様だ。
果たして、現在24歳のオドリオソラは今冬中に“白い巨人”を去ることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。