サウサンプトンは慰留も…セルタがロメウ獲得へ、6季ぶりにスペイン復帰か

セルタがサウサンプトンに所属しているスペイン人MFオリオール・ロメウの獲得に動いているようだ。スペインメディア『アス』が20日に報じている。

　今冬の移籍市場で、セルタはスロヴァキア代表MFスタニスラフ・ロボツカをナポリへ売却した。同選手の代役となる中盤を確保するのが今冬の移籍市場における最優先事項であり、ロメウがリストアップされたようだ。

　セルタはロボツカの移籍金もあり、ロメウ獲得のために2000万ユーロ（約24億円）を用意しているようだ。数日以内に合意に達し、今冬中にロメウをチームに加えたいという。しかし、現時点でサウサンプトンはロメウの放出に難色を示している模様だ。

　現在28歳のロメウはスペイン人ながら、キャリアの大半をイングランドで過ごしてきた。2015−16シーズンからはサウサンプトンでプレーしており、加入初年度から主力として活躍。今シーズンもプレミアリーグ第23節終了時点で18試合に出場している。

　仮にロメウのスペイン行きが実現した場合、バレンシアにローン加入していた2013−2014シーズン以来のリーガ・エスパニョーラ復帰となる。