『いきなりマリッジ3』第10話ーー真逆の“ハイスペ夫婦”、初対面で新婚生活も新婦に懸念?

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2020年01月22日 07:01  リアルサウンド

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『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。「ハイスペ夫婦編」第1話が、1月18日よりAbemaビデオにて配信されている。


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「二人合わさったら、最強な夫婦になれそう」


 初対面で“結婚&新婚”生活を送ることになった新郎タケル(33歳)と新婦ナツキ(29歳)。初日を終え、インタビューに答えたナツキは、理想的な夫婦になれそうだと明るく話していた。


 二人が初めて出会うのは、結婚式。その舞台は北海道だ。スタッフの前に現れたナツキは「(不安より)楽しみの方が多いですね」と心躍らせる。「(30日間の“新婚”生活に)すごくドキドキする」と緊張した様子を見せるナツキだが、彼女の「濃い30日(になりそう)」という言葉と明るい笑顔からは、“新婚”生活への期待が感じられた。


 新郎タケルは、ロングコートにハットを合わせたおしゃれな出で立ちで登場。ヘアメイクアップアーティストのタケルは、美意識が高いようで「昨日も夜中にエステに行って、できるだけいい状態にしてきました」と口にする。彼もまた「不安はないですね」「早く会いたい」と、まだ見ぬ新婦に待ち焦がれていた。


 ウェディングで初めて顔を合わせた二人。バージンロードを歩くナツキも、彼女を待つタケルも、やや顔が強張っていた。だが、二人が向き合い、同時に照れた表情を見せた瞬間、その場の空気がふっと和らぐ。タケルが優しく「はじめまして」と声をかけると、再び照れくさそうに笑うナツキ。誓いのキスでは、タケルがナツキのおでこに口づけをした。


 結婚式を終えた二人。タケルはナツキのネイルに注目すると、「ネイル可愛いです」「アタシも好きなんです、水色」とさっそく美意識の高い一面を見せる。ナツキの緊張を察してか、自分から積極的に声をかけるタケル。そんなタケルの気遣いに、ナツキの表情は徐々にリラックスしていく。


 タケルは「笑顔が素敵だったらいいなって思ってたら、笑顔が素敵だった」と、ナツキに好印象を抱いていた。一方ナツキも、インタビューでタケルの印象について問われると「好みです」と微笑む。だが、「(彼が)今まで出会ったことのないタイプ」と話すナツキは、「わたしは素敵だと思ったんですけど」「(自分の)見た目、もしかしたら(相手の)タイプじゃないかもしれない」と不安を口にしていた。


 “新婚”生活を送るため、東京へやってきた二人。お互いに敬語で話す姿が初々しい。「ビール飲みたいな」と言うナツキが玄関から持ってきたのは、ホッケの一夜干しやチーズ入りソーセージ、タコ足など、ナツキのお酒好きが伝わってくる北海道土産だった。“新婚”初日の夕食は、そんなお土産で晩酌をすることに。


 「30日間よろしくお願いします」と乾杯した二人は、お互いについて語り合う。タケルもナツキも同棲は初めて。タケルが過去の恋愛について尋ねると、ナツキは学生時代にシンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)と水球に励んでいたことを説明し、スポーツマンタイプの人としか出会ったことがないと打ち明ける。全く違うタイプの新郎にどうしても緊張してしまい、いつまでも敬語で話すナツキに、タケルは「固くない? 敬語なしで」と朗らかな様子で提案していた。


 途中、タケルがナツキの胸元を見てしまう場面が。ナツキの部屋着姿は、タンクトップと短パンという体のラインがはっきりとわかるセクシーなもの。その姿に、タケルはドギマギしてしまったようだ。MCの陣内智則とゲストの杉浦太陽は、「目のやり場に困る」とタケルの気持ちを察する。困ってしまったタケルだが、「中身は本当に男」と謙遜するナツキに対して「アタシは美意識があれば(中身は)男でも全然いい」と優しくフォローした。


 初日を終えたタケルは「話も合うし、気も合うし」「もっと喋りたかったな」と振り返る。「1カ月過ぎても、ずっと横にハッピーな人がいてくれたら、楽しい人生になるんだろうなって思う」と結婚に対しても前向きのようだ。


 ナツキもまた「ホッとした」「今日会った感じがしないかもです。前から知ってた感じがする」とタケルに安心感を抱いていた。タケルの「アタシ」という一人称やペディキュアをごく自然に受け入れていたナツキは、むしろそんな彼の話し口や美意識に好感を抱いているようにも見える。「一緒に(意識を)高めていけるのかな」と、フィットネストレーナーとヘアメイクアップアーティストという夫婦像に期待感を高めていた。


 真逆のタイプにも見えるタケルとナツキだが、“美”という共通点が二人の距離を縮めていく。ただ時折、ナツキから恋愛に自信が持てない様子が感じられる。ナツキがタケルを信頼できるかどうかが、ターニングポイントになりそうだ。(文=片山香帆)


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