ヘンリー王子のスピーチに「ゾッとした!」ピアース・モーガンの怒りが止まらない

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2020年01月22日 10:22  Techinsight Japan

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「彼らはこれからも駄々をこね続けるぞ!」とピアース・モーガン
現地時間19日にロンドンで高位王族引退についてスピーチを表明したヘンリー王子に対して、イギリスの朝の番組で司会者ピアース・モーガンが「哀れだ」「泣き言にゾッとした」と非難した。この言葉に共同司会者のスザンナ・リードが猛反発し、番組内で激しいバトルが繰り広げられた。

英王室ヘンリー王子が1月19日にロンドンのイベントに参加した際にスピーチを行い、高位王族引退についての思いを表明した。翌20日にはイギリスの朝の情報番組『グッド・モーニング・ブリテン』がこの話題を取り上げ、司会者のピアース・モーガンが「哀れなヘンリー」などと毒舌を吐いた。ヘンリー王子とメーガン妃を攻撃し続けるモーガンにあきれたスザンナ・リードが叱責するも、モーガンの勢いはとどまることがなかった。

ヘンリー王子はスピーチで、英国と王室を愛する気持ちは変わらないとし、自分と同じ価値観を持ったメーガン妃への思いや家族たちへの感謝を述べた。高位王族を引退することは「ほかに選択肢がなかった」「非常に残念だ」と語っている。

モーガンはこのヘンリー王子のスピーチを見て背筋が凍ったと言い、女王への攻撃だと非難したうえで「家族や軍隊を離れて、ハリウッドに住んでNetflixと仕事をする。選択肢がなかったって? あったことは明らかだ。ほかの王室メンバーと同じように王室の公務をこなし、宮殿や召使いを所有すればいいんだ」と主張した。

これに対し、リードは「ヘンリー王子は宮殿も召使いも捨てて公務を引退すると決意したの。もっと平和な生活を送りたいのよ」「どうしてあなたはそんなにヘンリー王子を非難するの!」とモーガンを糾弾。するとモーガンは涙ぐむふりを始め「おお、哀れなヘンリー」と泣き崩れるようなジェスチャーをして見せた。リードは「(王子は)哀れじゃないわ。彼は決断したのよ」と冷静に対応した。

この後もモーガンの毒舌は止まらず、「君(リード)は彼らのことを放っておけと言うけれど、ヘンリー王子は昨夜スピーチを行い、また泣き言をいったじゃないか!」と反撃。リードが「泣き言じゃないわ」と返すもモーガンは「彼らはこれからもずっと駄々をこね続けるぞ!」と言い放った。

なおこの日は元王室執事のポール・バレル氏がゲスト出演し、ヘンリー王子のスピーチについて述べている。ヘンリー王子を幼少の頃から知るバレル氏は「王室という場所はとても奇妙な世界であり、メーガン妃は何も知らずに王室入りした。王子はそんな王室のしきたりに縛られたくなかったのです」と説明したが、その間もモーガンは暴言を連発、さすがのバレル氏も妥協したようで「あなたの言う通りです。片足だけ王室でもう片足は外に、なんてできませんね」と顔を引きつらせていた。過去に「メーガン妃はセレブ気取りの行動をしている」と苦言を呈していたバレル氏も、モーガンの勢いにはタジタジだったようだ。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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