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カンニング竹山「台湾で衝撃! 日本は既に遅れた国になり始めている」

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2020年01月22日 11:30  AERA dot.

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写真カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬)
 お笑い芸人のカンニング竹山さんは、台湾のネット事情に触れ、「黒船に驚いた人たちのようなカルチャーショックを受けた」という。

*  *  *
 先日、仕事で台湾に行っていました。そこでいろいろと取材していたんですが、台湾ってテレビのチャンネル数が100以上あって、視聴率は1%取れれば御の字らしいんですよね。しかも見ている人はだいたい年配の人たちで、若者はもっぱらネット動画らしい。台湾でも圧倒的にネット文化が進んでいて驚きました。欧米だってケーブルテレビが主流で、NetflixやAmazonなどの配信番組が人気だし、こういった世界基準からすると、日本のメディアはかなり独特なんだなと感じます。

 日本は動画配信をとっても、「日本独自のもの」が発展していく傾向があります。全世界でサービスを展開しているNetflixやAmazonはもちろん人気だけど、国内に特化した放送局に安心感があったりする。それは島国の文化なんだと思います。

 それが悪いと言うつもりはなくて、日本独特の良い空気があるし、僕はそれがやっぱり好きだなと思う。台湾旅行は「食」と「マッサージ」だと言われ、日本人観光客も20代後半〜40代ぐらいの女性や母娘2人旅という感じの方がたくさんいましたが、建物の造りも料理の味も、何もかもが雑だなと思ってしまうんですよね……。観光地好きとして言わせてもらえば、食事も8割はまずい(笑)。雰囲気に騙されているだけだと思う。それに、飲食店の店内とかトイレが汚いのも嫌なんですよね。

 日本がそれだけ細やかで良い国だということ。ただ、メディアが置かれた状況や、テレビ・新聞・ラジオなどの報道も独特すぎることはあるんじゃないかという点は、知っておかなきゃいけないと思います。例えば、メディアにお金がなかったりして、スポンサーの意向が強く反映されるようになっていますが、それによって報道の自由があるように見えて、実は報道できないことが多くなっているんじゃないか、とか。そういった“規制”も、日本経済が影響していると思うんです。

 今回の旅でもう一つ、印象的だったのは10年以上前にアジアを回ったときに比べて、日本語の看板が少なくなったことです。かつては街の至るところに日本製の家電やブランドの広告がありましたが、企業の広告費も減っているんでしょうね。当時は、日本企業も世界がお客さんだっただろうし、国内の少ないパイを取り合う必要はそこまで無かったんでしょう。それが今では、国内の客に嫌われたらビジネスが立ち行かなくなる。だからスポンサーという立場でも、いろいろなことをコントロールしたくなり、悪循環になっていってしまう。すべてが経済だなと思いました。

 僕も含め多くの日本人は、GDPが世界2位と言われていたころの記憶を引きずっていると思うけど、一歩、海外に出てみたら、当時はちょっと遅れている国として見ていたような東アジアの国々が、日本のずっと先を行っていることに気付かされたりする。最近、中国や台湾のネット事情を知るたびに、黒船が来て「えっ!?」って驚いた人たちのようなカルチャーショックを受けています。

 中国はネット事情がまた違うけど、日本に来ている中国人観光客が持っていたスマートフォンの外国語翻訳の性能がすごく良かったり、日本は道路が狭いとか建物が古いと言っていたのも驚きました。僕らは隣国、隣人のことさえ全く見ていなかったんじゃないか。既に遅れを取り始めているんじゃないかと危機感も持ちます。

 振り返れば、15年前にホリエモンがテレビ局を買収しようとしたとき、我々は「あいつは何者だ!」ってストップをかけたけど、買収されていたら今頃どうなっていたんだろうか。海外で通用する日本発の動画配信サービスができていたり、ITやメディア業界、エンターテインメントが大きく変わるようなことになっていたんではないだろうか、などと考えてしまうようになっています。何もかも世界基準に合わせる必要はないし、日本らしさが僕は好きだけど、世界から見てどんな立ち位置にいるのかも、ちゃんと知るべきかなとも思います。

 もう一つ、現地で面白い出会いもありました。「よしもと住みます芸人」のアジア版で、台湾に5年前から住んでいる漫才ボンボンというコンビに会ったんですが、彼らの生き方も面白かった。オリエンタルラジオと同期で、2人とも台湾が好きで、自ら手を上げて現地に住んだそうですが、全く言葉がしゃべれなかった太田(拓郎)君も中国語で漫才ができるぐらいまで上達していて、漫才文化のない台湾に根付かせようと頑張っていましたね。

 日本人の感覚だと、台湾で売れた人やものが中国で流行ると考えがちですが、いろいろな人に聞くと、それは一昔前までのことなんだそうです。最近では、台湾で人気のYouTuberが大陸進出しても、現地でリスペクトされなかったケースもあったとか。その裏には、中国の経済成長やITの発展があり、かつては都会的なイメージがあった台湾は「地方の田舎」に変わっていっているようなんです。そういうところにも、経済の影響がありました。

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このニュースに関するつぶやき

  • 『食事も8割はまずい』 根拠の無い中傷をするな!南鮮や支那への日本人観光客が減ったからといって、イメージで中傷するとは何事だ貴様ら?日本国も台湾も侮辱する反日共に腸が煮え繰り返る
    • イイネ!3
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  • 台湾ディスって中国よいしょ。基本的なAERAの方針にのっとってお送りしております(*´□`)ノ
    • イイネ!39
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