今田美桜が80年代アイドルに扮し、『ハッピーソング』を熱唱!タマホームのCMはなぜいつも歌っているのか?

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2020年01月22日 14:02  TVerプラス

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北島三郎・水樹奈々・氷川きよしなど、これまで様々な歌手が歌い継いできたタマホームの「ハッピーソングCM」に新シリーズが誕生している。今度の歌い手は、なんと女優の今田美桜さん! この年末年始に多くオンエアされていたからご覧になった方も多いだろう。80年代風アイドルに扮した今田美桜さんが、80年代の歌謡ショー風のステージで、「♪ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム」と、今やすっかりおなじみになったCMソング『ハッピーソング』を歌う。そこでテレビのことなら何でも気になる『読みテレ編集部』、今回はこのCMの秘密に迫ってみたい。なぜタマホームのCMはいつも商品やサービスの情報を入れず、歌っているのか。同社の担当者に聞いた。【取材/文:井出 尚志】−−タマホームのハッピーソングCMと言えば、これまでずっと歌手の方が起用されてきましたが、今回は女優の今田美桜さんで、ちょっと驚きました。なぜ今回は今田さんだったのですか。「今田さんとの出会いは昨年のソフトバンクホークスの始球式です。弊社は福岡県で誕生した会社で、ずっとソフトバンクホークスを応援しているのですが、今田さんも福岡出身ということで始球式に登場していたのです。その時にとても可愛らしくて、感じの良い方だなぁと(笑)。そんなご縁もありまして、今田さんにご出演をお願いしました」−−なぜ80年代風アイドルだったのですか。「これまでずっと歌手の方にご出演いただき、『ハッピーソング』を歌っていただきましたが、今田さんは女優ですから、何か別のキャラクターになりきっていただいたほうがおもしろいのではないかという案が出ました。いくつかアイディアが出た中で、最終的に80年代アイドルで行こうということになりました」−−今田さんの衣装や髪型はもちろん、バックダンサーやセットに至るまで、かなり細部まで80年代を再現された印象ですが、やはりこだわった部分ですか。「そうですね。引き立て役の周りの人物にこだわることで、歌い手がリアルに浮かび上がると思いましたので、80年代に活躍されていたスタイリストやヘアメイクの方に聞き取り調査を行い、今田さんだけでなく、バックダンサーやバックバンドの方の衣装や髪型もできるだけ当時の雰囲気が出るように再現しました。また、CMのセットというと、どうしても見栄え良く、派手にしたくなってしまうのですが、昭和の雰囲気を出すため、あえて色も簡素に仕上げています。バックダンサーも“昭和っぽい健康美を感じられる方”をオーディションで選んでいます」−−へぇ、そうなんですね(笑)。見直してみます。今田さんにとって80年代を再現した現場は「なつかしい」というより、「新鮮なもの」として映ったかと思うのですが、現場ではどのような反応でしたか。「それについては今田さんご本人からコメントをいただいてまして……」−−ええっ!?「『私にとってはなつかしさと新鮮さの両方を感じられる撮影でした。現場ではメイクさんがアイメイクやリップの色味などに、ヘアーさんがウィッグにものすごくこだわってくださり、スタイリストさんが丈感や肩の具合など、当時の衣装を細かく再現してくださいました。おかげで当時のアイドルに近づけたのではないかと思います』……ということです。テレビ番組などで80年代の映像を見ることもあるので、新鮮なだけでなく、なつかしい感じもするみたいですね」−−なるほど。女優さんはカメラの前で歌う経験はあまりないと思うのですが、それについて現場では何かおっしゃってましたか。「どうでしょうね。撮影の前に歌の収録があったのですが、スムーズに終わりましたし、とても楽しそうに歌っていただいたと思います」−−少し「ハッピーソングCM」の歴史についても伺いたいのですが、そもそも出演者の方が『ハッピーソング』を歌うという、このCMは何がきっかけで始まったのですか。「このCMは基本的に、週末などに行っている弊社の住宅見学会をお知らせするためにつくっているものなんですよ。このCMをつくる前までは、1年を通して放送しているCM以外に住宅見学会をお知らせするCMはなかったのです。そこで2015年9月に、神田沙也加さんにご出演いただき、この形のCMを放送し始めたところ、住宅見学会に足を運んでくださる方が増えました。ですからそれ以来、もう4年半ぐらい続いていることになりますね」−−人選はどうされているんですか。「住宅は一生のうちに何度も買うものではありませんから、お客様が『買いたい』と思った時に、いかにタマホームの名前を思い出していただくかが大事なんです。そのためにもとにかく社名を覚えていただかないと。今回の今田美桜さんが17組目になりますが、神田沙也加さんに始まり、CHARAさん、坂本冬美さん、矢野顕子さん、加山雄三さん、大友康平さん、キュウソネコカミさんなど、いろいろな方々にご出演をお願いしてきました。なるべく幅広い消費者層にアプローチできればと思っています」−−『ハッピーソング』はいつからあるのですか。「1998年の創業時です。当時からCMソングとして使用していましたし、弊社にお電話をいただいた際の保留音としても使用しています。当時の社長で現会長の玉木康裕が先頭に立ってつくった歌です」−−そうするともう社歌みたいなものですね(笑)。これからもタマホームさんのCMに『ハッピーソング』は使われるんですか。「そうですね。もう長く使い続けていますし、おかげさまで多くの方が覚えてくださっているので。これからも大事にしていきたいと思います」

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