「外見が変」とブリーダーに捨てられた犬、SNSで大人気に(米)

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2020年01月23日 07:02  Techinsight Japan

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変わった外見のためブリーダーに捨てられた犬(画像は『Metro 2020年1月21日付「Husky abandoned for looking ‘weird’ finally finds a home」(Picture: HuskyHouse)』のスクリーンショット)
米ニュージャージー州のアニマルシェルターが今月14日、Facebookにあるハスキー犬の「家族募集」のメッセージを投稿したところ、引き取りの申し出が殺到した。写真とともにFacebookに投稿されたメッセージは、4歳のハスキー犬“ジュビリー(Jubilee)”の心の声を代弁して書かれており、多くの人の心を捉えたようだ。『Metro』『Fox News』などが伝えている。

ニュージャージー州モンマス郡マタワンにあるアニマルシェルター「ハスキー・ハウス」に、ハスキー犬の“ジュビリー”がやってきたのは2018年のことだった。ジュビリーは瞼に奇形を持って産まれたため、いつも驚いたような顔をしているが健康上の問題は全くない。

しかしその変わったルックスが人を遠ざけてしまうのかジュビリーには2年間も飼い主が見つからず、ハスキー・ハウスは今月14日、Facebookに次のような投稿をした。

「私の名前はジュビリーです。4歳のメスのハスキーで、ハスキー・ハウスに長いこと住んでいます。私はブリーダーに『この子は外見が変だから売れない』と言われ、シェルターにやってきました。ハスキーは本来、威厳のある顔つきをしているはずなのに、私はどうしてこんな顔なのでしょう。美しい顔だったら、きっと飼い主が見つかるのに。」

「私はほかの犬は好きだけど、ネコは好きじゃないの。人間は大好きだけど、みんな私のことを見て笑うから、ちょっと恥ずかしいし弱気になってるわ。」

「誰か、こんな面白い顔の私をもらってくれないかしら? 顔は可愛くないけど、私のことをうんと可愛がってくれる自分の家族が欲しいなぁ。」

このジュビリーの心のうちを書かれたような投稿にはアクセスが集中し、一時はサーバーがダウンしてしまったようだが、ハスキー・ハウスは数日後「150人以上から引き取りたいという申し出があり、最終的には以前施設を利用したことがあり、すでに2頭のハスキーを飼っている家族がジュビリーを引き取ることになりました」と嬉しい報告をしたのであった。

同施設でボランティアとして働くマリエル・ディマティーノさんは「これまでも他の犬たちと同じようにネットで声をかけてきたのですが、今回の投稿ほど注目を集めたことはありません。いつもスイートで私の大のお気に入りだったジュビリーに、新しい家族が見つかったことを心から嬉しく思っています」と語り、安堵の表情を浮かべていた。

画像は『Metro 2020年1月21日付「Husky abandoned for looking ‘weird’ finally finds a home」(Picture: HuskyHouse)(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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