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巨人が7年ぶりFA補強なし、“獲得ゼロ”のシーズン成績を検証した!

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2020年01月23日 16:00  AERA dot.

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写真2004年から2年間巨人を指揮した堀内恒夫監督 (c)朝日新聞社
2004年から2年間巨人を指揮した堀内恒夫監督 (c)朝日新聞社
 2018年シーズンのオフに2年連続でセ・リーグMVPとなっていた丸佳浩(前広島)と契約を結ぶなど、6年連続でフリーエージェント(FA)の選手が加入していた巨人。昨シーズンのオフにもFA市場の注目株だった鈴木大地(前ロッテ)と美馬学(前楽天)の獲得に乗り出したが、鈴木は楽天、美馬はロッテへの移籍が決まり、7年ぶりにFA選手の補強なしに終わった。

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 鈴木と美馬の獲得には失敗したものの、巨人は昨シーズンのセ・リーグを制したことからもわかる通り、現有戦力でも十分に優勝が狙える位置にいる。常勝軍団でいなければならない巨人は、時に“過剰”ともいえる補強を敢行してきた歴史があるが、FA選手の獲得がなくとも球界の盟主らしく常に優勝を狙えるような戦力を有してきたのも事実だ。1993年のオフにFA制度ができて以降、巨人がFA選手を獲得しなかった年は10シーズンあるが、果たしてその年の成績はどうだったのかを検証してみた。

 FA選手を補強せずに迎えたシーズンの順位は以下の通りとなった。また、他球団から外国人選手を獲得した場合は、実績のあるFA選手が加入したことと同等の影響があるため、前年に国内の他チームでプレーし、移籍してきた助っ人選手も考慮した。( )内はその年に他球団から加入した助っ人。△はシーズン途中に加入


1998年:3位(なし)
1999年:2位(△マルティネス)
2001年:2位(なし)
2003年:3位(ペタジーニ、ペドラザ)
2004年:3位(シコースキー、ローズ)
2005年:5位(△マレン)
2008年:1位(クルーン、グライシンガー、ラミレス)
2009年:1位(ゴンザレス)
2011年:3位(なし)
2013年:1位(なし)


 データを見ると、やはり巨人は名門らしく成績は安定しているのがよくわかる。過去30年でも5度しかBクラスに落ちていないが、FA補強がなかった10シーズンでもBクラスに転落したのは堀内政権時代だった2005年の1度のみだ。FA制度の導入後、初めて補強なしで迎えた1998年シーズンから2007年まではリーグ優勝がなかったが、2008年からは4シーズン中3度セ・リーグを制覇しているように、近年はFA補強だけに頼らずとも成果を上げているのが読み取れる。

 2008年はクルーン(前横浜)、グライシンガー、ラミレス(ともに前ヤクルト)ら同リーグで活躍していた助っ人選手を獲得。FA補強以上にチーム力がアップし、ライバルチームの戦力低下も生んだことで有利に戦えたのは否定できない。

 だが、翌年の2009年に関しては、野手では前年からレギュラーとなった坂本勇人、育成出身の松本哲也などの若手と、阿部慎之助、亀井義行ら当時の中堅選手がチームをけん引した。投手もヤクルトで活躍できず退団となったゴンザレス、高橋尚成、内海哲也、東野峻らの先発投手が勝利を重ね、越智大祐、山口鉄也のリリーフ陣もフル回転の働きを見せるなど、伸び盛りの若いプレイヤーや生え抜き選手を中心に優勝をもぎ取ったといってもいい。

 2013年についても、新助っ人のロペス獲得が当たり、ルーキーだった菅野智之がチームトップの13勝をマーク。これらの新戦力のパフォーマンスに加え、阿部、坂本、長野久義などの野手陣に、内海、山口、西村健太朗ら既存の戦力が優勝の原動力に。他チームから選手を“奪う”ことなく、2位阪神に12.5ゲーム差をつけてのリーグ2連覇を果たしている。

 優勝できなかったシーズンでも、前述のとおりBクラスは1度だけ。勝てなかった年でも、98年には松井秀喜がキャリア初となる本塁打と打点で二冠に輝き、3年目の清水隆行が自己最多の129試合に出場して打率3割をマーク。また、ベテランの斎藤雅樹、桑田真澄の両日本人右腕がチームを支えた。2001年も元木大介、入来祐作とかつてのドラフト1位指名選手がキャリアハイクラスの成績をマークしたりと、勝てないなりに生え抜き選手が成長を見せるという“収穫”もある印象だ。

 今季は7年ぶりにFA補強なしに終わり、他チームから補強した助っ人もゼロとなった。しかし、こういった年こそ新たな戦力となった助っ人の活躍ぶりや、若手の台頭が期待できるシーズンとなり、巨人ファンも純粋にチームを応援できるのではないか。

 メジャーで実績のあるパーラを新助っ人として獲得し、昨年イチロー以来となる高卒1年目で二軍の首位打者となった山下航汰の存在も楽しみである。また、現在レギュラーが確定していないセカンドを誰が守るのかなど、今年の巨人は新たな戦力の発掘という意味では非常に楽しみなシーズンとなるだろう。

このニュースに関するつぶやき

  • 今年は「しなかった」んではなく本当に「できなかった」年。さすがの戦力だから順位はある程度計算できるだろうけど果たして https://mixi.at/a1ZxeeV
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  • 巨人はとるだけで、新陳代謝が弱いから闘いに斬新さに欠ける������ 西武とはそこが違う���ä��� (西武は出てかれるのに…)
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