SixTONESとSnow Man、2組同時デビューはなぜここまで盛り上がった? 互いを高め合う美しい戦いぶりを追う

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2020年01月24日 06:01  リアルサウンド

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写真SixTONES
SixTONES

 SixTONESが、今夜1月24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。披露するのは、もちろんデビュー曲「Imitation Rain」だ。1月22日に、Snow Manと共にデビューを果たしたSixTONES。2組同時デビューというのは、ジャニーズ史上初のこと。デビュー直前、街中のいたるところに彼らの姿が見受けられた。


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 特に、東京・渋谷では「#ライバルがいるって最高だ」のキャッチコピーを掲げ、駅前のハチ公広場には大きな看板が登場し、スクランブル交差点ではモニタージャックが行なわれた。さらに、東京スカイツリーでも特別コラボレーションを実施。初のストライプ柄と頭文字の「S」が夜空に浮かんだ。


 いよいよ迎えた発売初日。全国のCDショップでは多くの人が駆けつけ、売り切れるお店もあったほどの盛り上がりを見せる。SixTONES vs Snow Man名義で合作した、デビューシングル『Imitation Rain / D.D.』は発売初日に売上77.3万枚(オリコン調べ)を記録。もちろんオリコンデイリーランキング1位を獲得し、“史上最速のミリオン達成が確実”とも目されている。なぜ、これほどまでに彼らのデビューが盛り上がったのか。それは、彼らの夢が、多くの人の夢と重なったからだろう。


 かつて、ジャニーズはWebに対して慎重な姿勢を見せていた。だが2018年3月、時代の流れを受けて、ついにYouTubeで公式チャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』を開設。その先頭を走ったのが、SixTONESとSnow Manだった。まさにジャニーズにおける、デジタルネイティブ世代の誕生。それまで、デビュー前のジャニーズJr.がファンを増やしていく場所といえば、アイドル雑誌や先輩のステージが中心。いずれも、もともとジャニーズに興味がなければ、なかなか触れることのないものだった。


 だが、YouTube動画を通じて、SixTONES、Snow Manの魅力はジワジワと広がりを見せていく。ジャニーズに興味のなかった人や、テレビや雑誌よりネットに親しみを覚えている人など、これまでだったら届かなかった人たちのもとへ、彼らの存在が知れ渡っていった。そんな中、「ジャニーズをデジタルに放つ新世代。」というキャッチコピーと共に、東京・品川駅にSixTONESの巨大ポスターが掲げられたのが、2018年10月のこと。YouTubeが世界各地で展開する『YouTube アーティストプロモキャンペーン』に抜擢され、さらなる注目を集めていく。コメント欄には海外ファンからの書き込みも目立つようにもなった。


 動画を見るということは、同じ時間を共有するということ。コンスタントにアップされる動画を見るうちに、彼らと共有する時間は増えていく。


 SixTONESのくだらないやりとりは、彼らの中に混ざったような親しみを覚えるし、長年苦楽を共にしてきたSnow Manには絶対的な安心感が漂い、新メンバーとの絆が深まっていく様子は自分ごとのように嬉しく感じる。そんな我がことのように感じる瞬間の積み重ねによって、彼らの夢である「CDデビュー」がジワジワと自分の中に根付いていく。それは、これまでのジャニーズアイドルとは全く異なる人気の集め方だ。


 一方で、2組を見て「いつか夢が叶いますように」と応援しながらも、どこかで誰もが叶えられる夢ではない、という厳しさも脳裏にちらつく。そんな厳しさこそが、彼らを切磋琢磨させ、成長させていく。緊張感のある仲の良さ。彼らの夢が、我がことになっているファンや視聴者の中で「どちらも報われてほしい」という新たな夢が生まれた矢先の、同時デビューの知らせ。これは、盛り上がらないわけがないのだ。


 幕末の時代、対立していた薩摩と長州が「明るい日本の未来」という同じ夢を見て薩長同盟を結んだのが、1月21日のこと。そんな「ライバルが手を結ぶ日」として、大手新聞2社から、繋げると1つのメッセージになる彼らの全面広告が出された。考えてみれば、合作CDも競合のレーベルが手を結んだ形になる。SixTONESとSnow Man、朝日新聞と読売新聞、ソニーミュージックとavex trax。「vs」で並ぶライバルを打ち負かすのではなく、その良さを互いに認め合い、共にさらなる高みへ。そんなスポーツマンシップのような美しい戦いっぷりが、東京五輪が控える2020年の日本に、そして「より明るい未来」を願う多くの人の心にマッチしたのだ。


 そして、『ジャニーズJr.チャンネル』を卒業した彼らは、単独チャンネルを立ち上げ、それぞれの魅力を引き続き発信していく。Snow Manは、パフォーマンススキルの強みを活かして、ダンスをレクチャーしに行く。デビュー直後のアイドルがダンススクールで直接教える姿を見られることなんて、これまでジャニーズでなくてもなかなかない。


 一方、SixTONESは自ら『Imitation Rain「カラオケで歌ってみた!!』の動画をアップ。カラオケから自分たちの持ち歌をリクエストする初々しい姿を見られる。これをカラオケルームで見れば、彼らと一緒にカラオケに行ったような感覚が味わえるはずだ。今夜は生放送でライブを堪能し、その勢いでカラオケへ。お祝いムード漂うデビューウィークの週末を楽しんでみてはいかがだろうか。(佐藤結衣)


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