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東京五輪マラソン警備、準備急ピッチ=テロや乱入者対策―札幌移転で警察・組織委

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2020年01月24日 07:30  時事通信社

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時事通信社

写真東京五輪でマラソンの発着地となる大通公園=2019年11月19日、札幌市中央区
東京五輪でマラソンの発着地となる大通公園=2019年11月19日、札幌市中央区
 開催まで半年に迫った東京五輪で、警察当局や組織委員会は、昨年に札幌移転が急きょ決まったマラソンの警備計画を急ピッチで練り上げている。北海道警の担当者は「決まっていないことが多いが、万全の警備とするため淡々と準備を進めたい」と話す。

 マラソンは夏季五輪の「花形」として注目度が高い。一方、競技施設外の沿道に観客が詰め掛けるため、テロ対策や乱入者の防止など警備上の難易度は高い。

 2013年には米・ボストンマラソンで爆弾テロが発生し、04年のアテネ五輪ではトップを快走中のブラジル人選手が乱入者の妨害を受けた。近年はドローン(小型無人機)を使ったテロなども懸念されている。

 警視庁は18年5月に東京でのコースが決まって以降、具体的な警備計画を策定。昨年9月のテスト大会では、車両突入テロ対策で警察車両を周辺に置いたり、ドローン対処部隊を配備したりするなど本番を想定した警備や交通規制を行い、課題を洗い出した。

 そうした中での同11月の札幌移転決定には、関係者も衝撃を受けた。警視庁幹部は「これまでの準備が水の泡となった」と肩を落とし、組織委幹部も「警備計画を一から練る必要がある。大変だ」と困惑した。

 ただ昨年12月には、警備の負担が比較的軽くなる札幌市内を3周するコースが決定した。北海道警は警察庁を介して警視庁と会議を開き、警備上のポイントなどを共有。ドローン対策で必要な資機材も用意するなど、準備を急いでいる。組織委幹部は今月に入っての取材に、「民間の警備員の確保は課題だが、準備は順調に進んでいる。問題なく競技を実施できる」と強調する。

 山岸直人・道警本部長は年頭あいさつで、「警察が一丸となって取り組む必要がある。道民の協力を仰ぎながら、警備に万全を期したい」と訴えた。 

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