ホーム > mixiニュース > エンタメ > 芸能総合 > 小関裕太&瀬戸利樹、“一緒にラーメン食べて”同世代の現場で得た気づき

小関裕太&瀬戸利樹、“一緒にラーメン食べて”同世代の現場で得た気づき

0

2020年01月24日 07:30  ドワンゴジェイピーnews

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ドワンゴジェイピーnews

写真写真

1995年生まれの同級生である小関裕太と瀬戸利樹が共演を果たした映画『シグナル100』。教師に「自殺催眠」をかけられた36人の高校生が、教室内でデスゲームを繰り広げるさまが、戦慄の映像で描かれる問題作だ。同世代が集まる現場で繰り広げられる演技合戦――そこにはどんな相乗効果が生まれたのだろうか。


■壮絶なデスゲーム、その実はキュンキュン映画!?


自殺催眠が発動するシグナルは全部で100。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」など、何気なく行っていた行為が死を招くという、非常にシビアな状況に置かれた生徒たち。戦慄の恐怖と隣り合わせの状況を作り出すために現場はピリピリしていたのかと思われたが、撮影は非常に和やかなムードだったという。メガホンをとった竹葉リサ監督から若手俳優たちに課されたことは「キュンキュン映画のように」というから、そのギャップに驚きを覚える。


小関演じる榊蒼汰は、サッカー部に所属するモテ男。瀬戸扮する和田隼は、クラスメイトとは少し距離を置くクールな高校生だ。瀬戸は「とにかく竹葉監督からは格好良く、美しくと言われていました。正直なにが美しくて格好いいのか、ピンと来てはいなかったのですが、自分なりの解釈で臨みました」と役へのアプローチ方法を語る。小関も竹葉監督からは「小関くんのままでいて」という演出が告げられていたようで「監督のアドバイスを活かして、自分のなかで榊と似ている部分を探しながら演じていました」と役作りのポイントを述べる。


一見作品のテーマとは相反するようなコンセプトに戸惑いを見せながらも、出演者たちがどこかで“デスゲーム”と“キュンキュン”のコラボを楽しんでいるかのような現場。その難解なオーダーへのアプローチ方法は、各個人で違う。


■共演者と距離を置くアプローチ方法はすぐに崩壊!(瀬戸)


瀬戸はクールで心に闇を持った青年の役柄だったため、撮影前は共演者との距離を置くアプローチ方法を試みた。「現場に入るときは、なるべく一人でいようと思ったんです」と証言する。しかし、過去に共演経験がある甲斐翔真や中尾暢樹らが「ねえねえ、いつもそんな感じじゃないじゃん!」と距離を詰めてきたため、瀬戸が考えていた役への向き合い方はすぐに崩壊してしまった。

「すごく声をかけてくるんですよ」と苦笑いを浮かべていた瀬戸だったが、こうしたコミュニケーションのおかげで、作品自体にはリラックスして入ることができた。自身が考えていた距離感とは違ったが「今回、36人のクラスメイトがいました。それだけ集まれば、それぞれ考え方や現場での居住まいは違いますが、自分の考えに固執することなく、臨機応変に対応することが、すごく大切なことなんだなと学ぶことができました」と実りの多い現場だったことを明かす。

■共演者とのコミュニケーションは積極的にとりました(小関)


一方の小関も、集団での撮影で自分なりの解釈を持って現場に臨んだ。ネタバレになるので、詳細は書けないが、36人の生徒のなかには催眠にかかり自殺するもの、生き残るものが入り乱れる。小関は「死ぬ人や生き残る人、それぞれが混在します。自殺する間際でその人の個性が垣間見える一方で、残された人間の表情でも、その人がどんな人だったかが分かる。そこで意識したのは、どれだけ生き残る人の立ち振る舞いで自殺する人の人間性を表現できるか」と語る。そのため、小関はクランクイン前のリハーサルから共演者とのコミュニケーションを積極的にとり「演じる人を含め、役柄のリサーチを怠らなかった」という。こうした行動によって、対峙する人の人間性が立体的に浮かび上がってくるというのだ。

瀬戸、小関ともアプローチ方法は違うものの、共演者とのコミュニケーションは大切にした。特にこの二人は劇中、大きな関係性を持つ。小関は「本読みのあとに一緒にラーメンを食べに行くなど、結構密にコミュニケーションはとりました。普段から物腰が柔らかく、とても居心地がいい人」と瀬戸を評価すると、瀬戸も「テレビや映画でずっと見てきた人。まずは足を引っ張ってはいけないという気持ちでした」と、最初はやや緊張気味だったが「いつも優しい顔で見守ってくれていたので、いるだけで安心感がありました」と相思相愛の関係性になった。


■2020年の目標は……


2019年は小関、瀬戸共に映画やドラマへの出演が相次ぎ、大いに活躍した年になった。2020年は、本作がスタートとなるが、小関は「今年は3年ぶりのミュージカル(『四月は君の嘘』)が7月に控えています。長く考えて、これだと思って臨む作品。すごく気合も入っているので、まず絶対成功させたい」と強い視線で語ると、瀬戸も「2019年は出演ドラマ(『偽装不倫』で)で大きな反響をいただくなど、やっとスタートラインに立てた年だと思っています。今年もさまざまな作品に携わらせてもらえるので、ひとつずつ結果を残せるように丁寧に演じたいし、レベルアップしていきたい」と抱負を述べる。


俳優業を行う覚悟も年々重くなってきているという小関と瀬戸。小関は「作品によって脚本・演出は全く違う。そこに追いついていくことに精一杯で、まだまだ慣れることはないです」と芝居の難しさを実感しているというと、瀬戸も「演じれば演じるほど、難しさが増してきます」と悩み多き毎日だという。しかし二人とも「だからこそ面白いし、尽きることがない」と目を輝かせる。苦しいからこそ楽しい……表現者としては最も理想的な状況なのかもしれない。


取材・文:磯部正和

写真:稲澤朝博


『シグナル100』

2020年1月24日(金)全国ロードショー 

■出演:橋本環奈 小関裕太 瀬戸利樹 / 中村獅童
■原作:宮月 新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
■監督:竹葉リサ
■脚本:渡辺雄介
■音楽:Jin Nakamura■主題歌:yukaDD(;´∀`) 「Carry On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
■配給:東映
© 2020「シグナル100」製作委員会


    あなたにおすすめ

    ニュース設定