レッドブル・レーシングF1は、燃料、潤滑油、テクノロジー公式パートナーであるエクソンモービルとの契約を、2020年から複数年にわたり延長したことを発表した。
新契約のもとで、エクソンモービルは、2020年以降、RB16およびその後継車に関し、エンジンとギヤボックスのパフォーマンス向上に必要な次世代潤滑油を開発するため技術的サポートを提供する。
両者の提携は2017年にスタート、それ以来、エクソンモービルは、レッドブルのパワーユニット(PU/エンジン)サプライヤーと緊密に協力し合い、エッソシナジーの燃料およびモービル1の潤滑油の改良を続け、パフォーマンスとラップタイムの向上を実現してきた。エクソンモービル側としても、新たな消費者向け製品開発のための貴重なリサーチの機会を得ることができた。
チーム代表クリスチャン・ホーナーは、今回の契約延長に関して次のように語っている。
「燃料と潤滑油の新開発がなされるたびに、パフォーマンスが向上し、コース上の目標に向けて猛進する上で間違いなく助けになった。このパートナーシップ延長により、さらなる進歩が得られることを期待している」
レッドブルは2021年末までホンダとパワーユニット契約を結んでおり、エクソンモービルはホンダの協力のもと、燃料およびオイルの開発を行っていくことになる。