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続く暖冬、積もらぬ大雪=業者も困惑、「災害」と悲鳴も

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2020年01月25日 07:30  時事通信社

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時事通信社

写真2017年1月の新潟県長岡市中心部(上)と、20年1月の同じ場所(下)の様子(長岡市提供)
2017年1月の新潟県長岡市中心部(上)と、20年1月の同じ場所(下)の様子(長岡市提供)
 記録的な暖冬の影響で、日本海側を中心に雪が少ない状態が続いている。気象庁の予報では、2月も降雪量は少ない見通しで、大雪に備えていた除雪業者からは「少雪災害だ」との声も漏れる。

 気象庁によると、高温と少雪が続く背景には、「偏西風の蛇行」と「北極振動」がある。日本付近で北にずれた偏西風は、大陸からの寒気の南下を抑制。北極付近に寒気が留まる現象も加わり、冬型の気圧配置が長続きしなかった。

 昨年11月1日から今月23日までの累積降雪量は、札幌市が162センチで平年比56%、新潟市は1センチで同1%と極端に少ない。太平洋側では名古屋市で初雪が観測されず、最も遅い観測だった1901年1月21日の記録を更新した。

 雪の少なさに困惑するのは、除雪を担う業者だ。札幌市では20日にまとまった雪が降ったが、幹線道路への除雪車の出動が例年の4分の1程度にとどまる地域もある。業者は「雪を運び出す作業を1回もしていない。こんなことは経験がない」と驚く。市は、過去の平均出動回数を下回った分の6割を「待機保証金」として業者に支払う方針だ。

 豪雪地である新潟県長岡市も今シーズンはほとんど雪が降っていない。除雪を請け負う会社を経営する近藤正明さん(41)は「降り過ぎれば災害だが、降らないことも災害。われわれにとっては大打撃」と嘆いた。同市は業者の窮状を踏まえ、これまでシーズン終了後に払っていた「除雪待機料」を一部前倒しして払うことを決定。新潟県も緊急金融支援を実施し、業者の資金繰りを手助けする。

 2018年に豪雪に見舞われた福井県。福井地方気象台によると、福井市は今年に入り積雪がなく、山沿いの大野市も例年に比べ積雪量は少ない。大野市で除雪作業を行う建設会社からは「雪を見越して普通の仕事を抑えており、仕事がない」と悲鳴が上がった。 

このニュースに関するつぶやき

  • お気の毒ですが、豪雪災害よりはよほどマシです。
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  • なんで工事が出来るんだから公共事業の前倒しにしないのか不思議よねぇ?
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