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新田真剣佑×北村匠海W主演作で初ヒロイン 久保田紗友が振り返る『サヨナラまでの30分』の経験

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2020年01月25日 10:01  リアルサウンド

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リアルサウンド

写真久保田紗友
久保田紗友

 新田真剣佑と北村匠海がW主演を務める映画『サヨナラまでの30分』が1月24日に公開された。『君と100回目の恋』の大島里美が脚本を手がけ、『東京喰種トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務めた本作は、カセットテープを再生する30分間だけ入れ替わり、ひとつの体を共有することになった、バンドECHOLL(エコール)のボーカルで1年前に死んでしまったアキと、人と関わることが苦手で就職活動も失敗ばかりの大学生・颯太、そしてバンドメンバーたちの関係を描いた青春音楽ラブストーリーだ。


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 本作のヒロインに抜擢されたのは、映画『ハローグッバイ』やドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)の久保田紗友。初ヒロインを演じることになった心境や、新田真剣佑と北村匠海との共演について振り返ってもらった。


ーー今回はオーディションでヒロインであるカナの役を射止めたそうですね。


久保田紗友(以下、久保田):監督とプロデューサーさんと2対1のオーディションでした。実際に決まってからは、ヒロインを演じる上でのプレッシャーが強くて、嬉しいという気持ちよりも、この撮影をちゃんと乗り越えられるのだろうかという不安の方が大きかったです。それでも、役のためにピアノを練習したり、共演者の皆さんと一緒にバンドで音を合わせたりしていくうちにどんどん実感が湧いてきて、そのままクランクインしたという感じでした。常に目の前にあることしか見えていない状況でしたね。


ーー新田真剣佑さんと北村匠海さんがW主演というのはどの段階で知ったんですか?


久保田:オーディションの時はまだ知らなくて、私がカナ役に決まってから教えていただきました。お2人とも本当にご活躍されている方なので、作品を観ていただける方もたくさんいるだろうし、私自身の名前ももっと知っていただけるチャンスだなとは思いました。


ーーしかも久保田さんにとっては初のヒロイン役で、初の恋愛映画でもあります。


久保田:そうなんですよ。でも、結局どんな役をやるにせよ、人それぞれ違う人生があって、必ず初めての経験はあるわけなので、初めてだからといって何か気負うことは全くなくて。他の作品と関わり方は変えず、そこにカナとして存在するのが私の務めだと思っていたので、ただその一心のみでした。


ーーメインキャストの中で紅一点の存在であるカナは、大切な人を失い、また新しい出会いも経験するという難しい役どころだったように思います。


久保田:すごく難しかったです。アキが亡くなってから1年の時間が経っているけれども、人って時間が経つと変化にも慣れてしまうこともあるじゃないですか。カナも、アキが亡くなったことを受け入れられないまま、いろんなことでごまかして生活することにも慣れてきてしまっている。なので、アキのことを言われても感情が大きく揺さぶられることはないだろうし、一方で根底には間違いなくアキがいるわけなので、その感情の出し方のバランスはすごく悩みましたね。紅一点というのも、最初はやっぱり「どうしようどうしよう……」って。


ーーしかも久保田さんが一番年下ですよね。


久保田:でも、序盤のほうで皆さんが結構気にかけてくださったおかげで、すぐに打ち解けられました。途中からは「女の子1人」ということも考えなくなって、休憩中とかもずっと楽しく話したりしていました。本当に“バンドメンバー”という感覚でしたね。


ーーバンドメンバーの皆さんとは初共演だったそうですが、W主演の新田真剣佑さんと北村匠海さんの印象はいかがでしたか?


久保田:ずっといちゃいちゃしてました(笑)。


ーー(笑)。プライベートでも仲がいいらしいですよね。


久保田:仲のよさがすごく伝わってきました。新田さんは、映像に対して自分がどう見えているのかをすごく分かっている方だなと思ったので、私も今後、学んでいかなければいかない部分だなと気が引き締まりました。練習の時やみんなでリハーサルしている時はもちろんですが、休みの時間にひとりでずっとギターを弾いてたりして、そのストイックさもすごく尊敬できる部分でした。


ーー北村さんはどうですか?


久保田:北村さんは、新田さんとは打って変わって、あまり表には出さないんです。だけど、たぶん心の奥底では結構いろんなことを考えている方だと思います。周りにもすごく気を遣っていて、ユーモアのある発言で場を和ませたりとか。すごく仲がいい2人だけど、性格は真逆なんですよね。でも、それが本当に良い関係性だなと思いました。


ーー久保田さんは今回、バンドの中でピアノに挑戦されています。


久保田:ピアノは今回初めて挑戦したんです。これまで両手で弾くことさえやったことがなかったので、本当にゼロからでした。クランクインまでの半年間にレッスンをしたんですけど、他の作品のお仕事をしている時もピアノと向き合う時間があったので、常にこの作品のことを考えているような感じでした。『サヨナラまでの30分』やカナのことが常に頭の中にある感覚だったので、クランクインの時には、無駄なことを考えず自然と入ることができました。今回の撮影でピアノの楽しさに気づくことができたので、今後も続けたいなと思いました。


ーー撮影が終わってからもピアノは弾いてるんですか?


久保田:弾きたいんですけど、家にピアノを置くスペースがないので全然できないんです……。でも、他の現場に行ったときとかに、控え室にピアノが置いてあったりすると、弾いてみたりはしています。


ーーりんご音楽祭でのライブシーンは皆さんの楽しそうな雰囲気が伝わってきました。


久保田:あのシーンは、りんご音楽祭の実際のステージで、ほぼ丸1日の撮影を3日間に渡って撮影をしたのですが、エキストラの方もたくさん来てくださったんですけど、長時間なので大丈夫かなと心配していました。でも、音楽があることで乗り越えられたというか。音楽によって現場全体が疲れない。そういう部分で、“音楽の力”をすごく感じるステージでした。今回この作品で初めてヒロインをやらせていただきましたが、それが青春ラブストーリーの音楽映画で本当に良かったなと思っていて。音楽によってストーリーの深みが増しますし、音楽あっての映画であり、映画あっての音楽でもあるので、その相乗効果で本当にいい作品になったと思います。


ーー今年は本作の他にも、ヒロインとして出演する連続ドラマ『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日にて2月8日スタート)やW主演映画『叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-』(今秋公開)が控えており、さらなる活躍に期待がかかります。


久保田:本当にありがたいです。最終的には、「久保田紗友にやってほしい」とか「久保田紗友にしか演じてほしくない」というような、求められる存在になりたいと思っているんです。でも、自分のお芝居の幅はまだまだだと思っているので、今は目の前にあることを必死にやっていきたいなと。どんな作品でも、私にできることであれば、何でも挑戦していきたいですね。(取材・文=宮川翔)


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