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台風が接近してわが家に避難指示が!実際に避難してみて学んだこと

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2020年01月25日 11:01  ママスタジアム

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近年、毎年のように起こる自然災害による甚大な被害。「もし、自分の身に起こったらどうしよう」と不安に思うママもいるのではないでしょうか。

以前、筆者が住む地域に、”かつてない大型台風が上陸するかもしれない”という事態がありました。どこか「ひとごと」だった災害が「自分ごと」に変わったとき、筆者は防災の備えの不十分さを痛感することに……。そのときの筆者の体験談をご紹介します。

かつてない台風が接近するかも!?でもどこか「ひとごと」




大型台風が接近してくると聞き、停電や断水、物流ストップを想定して数日前から食料を買い込むなどの準備を始めた筆者。わが家の近くには一級河川が流れています。洪水ハザードマップを見ると、洪水浸水想定区域に入るか入らないかの場所に位置するわが家。「もし川が決壊したら……」と心配する一方で「いつも穏やかなあの川が、まさか氾濫するはずはないよね」と、このときはまだどこかひとごとのように思っていました。
一級河川……国の保全や経済において特に重要とされる河川は「一級水系」と呼ばれています。そのうち国が管理し、国土交通大臣が指定している河川のことを「一級河川」と言います。(参考:国土交通省 水管理・国土保全 よくある質問とその回答)

洪水浸水想定区域……洪水した場合にスムーズかつスピーディーに避難ができるよう、想定される最大規模の降雨で河川が氾濫したときに浸水が想定される区域として指定されているところです。(参考:国土交通省 水管理・国土保全 洪水浸水想定区域図・洪水ハザードマップ)

気持ちだけが焦る!浸水と避難を想定した準備を開始


上陸は夕方の予報だったのに、その日の朝にはすでに、外に出られないほどの強い雨が降っていました。雨にあんなにも怖さを感じたのは初めてでした。夫とパソコンやスマホで、河川の様子を映したライブカメラや川の水位をチェック。
緊迫したニュースに焦りを感じ、1階のものを上の階に運びました。避難を想定しておにぎりを握ったり、通信機器を充電したりして避難をする準備を始めましたが、必要なものを考えだすとキリがなくスーツケースを用意しようかと思ったほどです。

そうこうしているうちに、自治体から高齢者や障害がある方など避難に時間を有する方々に発令される警報レベル3(※1)が発令されました。台風は刻々と近づき、もう待ったなしです!

いよいよ上陸、「避難指示」発令!夫が避難を決断


19時頃に台風が接近してくるという予報でしたが、夫が夕方頃に「早めに避難しないと家から出られなくなるかもしれない。”避難指示”が出たら避難所に行こう」と言いました。

しかし近所のママ友と家のまわりの様子などをLINEで情報交換していたら、みんな自宅避難を選んでいて……。わが子には年少と年長の幼児が2人いるので、避難所へ行くよりも家の方が居心地が良いと思った筆者は、ママ友にならおうとしますが夫は譲りません。

いよいよ自治体から対象となる地域住民の方々が全員避難する必要がある警報レベル4(※2)が発令! 家族みんなで車に乗り込み、避難所の体育館に向かいました。

子連れで初めて避難所へ行ったら……避難ならではの準備不足を痛感!




避難所で困らないようにと、家で準備をしてきたつもりだった筆者。でも実際に避難してみると、思いもよらぬ事態に準備の不十分さを痛感することになってしまったのです。

毛布も仕切りもない!クッション性のある敷物があったら……


避難所にはマットや仕切りがあることを想定していたのですが、今回の避難所の場合、体育館の床に座るだけ。わが家はレジャーシートしかなかったので、身体が辛くなってしまいました。

準備が良い方は、ヨガマットやキャンプ道具を持ってきていました。少しでも快適に過ごせるように、わが家もクッション性のある敷物にすれば良かったです。

おもちゃやお菓子は子どものぐずり防止のマストアイテム


子どもたちは最初は普段と違う様子にはしゃいでいましたが、そのうち「飽きた。もっと遊ぶものが欲しい」、「おやつを食べたい」と言い出しました。「避難所に行けばなんとかなる」と考えていたのは、大きな間違いだと気づきました。

ぐずる子どもとの避難所は数時間でさえ辛かったので、子ども向けのおもちゃやお菓子は避難持ち出し袋に入れておくマストアイテムと言えます。

車にも災害に備えたグッズを載せておけば良かった


台風が通過した後、避難所を退出する許可が出ました。ただ避難指示は継続中でした。夫と「避難指示が解除されるまでは車にいよう」と決め、子どもたちを寝かせてしばらく車内で過ごしたのです。普段からキャンプをするわが家。車に寝具やランプ、食料などをもっと積んでおけば良かったという後悔も……。

しかしプライベートが守られ、テレビも見られる車内は避難所に比べると快適に感じました。夜中に「避難指示」が解除されたときには、安堵の気持ちと家で寝られることのありがたみを感じずにはいられませんでした。

事前に避難基準を決め、防災グッズの入れ替えを!



幸いわが家は何の被害もありませんでしたが、今回の台風は多くの学びをもたらしてくれました。

家族で避難のタイミングや場所を決めておくと有効


私は”ママ友たちの意見”という曖昧な基準で、避難するか否かを決めようとしていました。しかし夫の「自治体から指示が出たら」、「川の水位がこうなったら」という明確な基準での判断は正しかったと思います。
今回はたまたま家族全員がそろっていましたが、離れ離れになっている間に災害が起こる可能性もあります。日頃から家族で災害に応じたタイミングや場所などの避難基準を定めておくことが必要だと身に染みて感じました。また避難のタイミングを考えるにあたり、刻々と変わる状況を把握できるSNSや防災系アプリはとても役に立ったので、お住まいの自治体のアプリがあれば事前にインストールしてみてはいかがでしょうか。

防災グッズは子どもの成長に応じて入れ替えを!


数年ぶりに確認したわが家の防災グッズは「”地震”が発生したときに”乳児”と逃げるケース」に限定されたようなセレクトで、半分くらいは今の子どもたち(幼児)には必要ないものでした。子どもの年齢、祖父母やペットがいるなどの家族構成、持病の有無、季節や災害の種類によって必要なものは変わってきます。防災の備えには、準備するだけではなく常にアップデートが必要だと痛感しました。

あらゆる事態の想定が必要な防災の備えは、ママたちが家事育児を通じて日々身につけている”先を想像する力”が活かせるのではないでしょうか? 備えは自分を含めた大切な家族を守るために必要なことです。筆者の体験談がみなさんの防災準備を再点検するキッカケになれば幸いです。

文・rollingdell 編集・藤まゆ花


※1首相官邸ホームページによると警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始情報」が発令された段階でとるべき行動は……。
『避難に時間がかかる高齢の方や障がいのある方、避難を支援する方などは安全な場所へ避難しましょう。また、土砂災害の危険性がある区域や急激な水位上昇のおそれがある河川沿いにお住まいの方も、準備が整い次第、この段階で避難することが強く望まれます。また、それ以外の方もいつでも避難できるように準備をしましょう。(引用:首相官邸ホームページ「避難はいつ、どこに?」)』



※2首相官邸ホームページによると、警戒レベル4「避難勧告」や「避難指示(緊急)」が発令された段階でとるべき行動は……。
『対象地域の方は全員速やかに避難してください。災害が発生するおそれが極めて高い状況等で、指定緊急避難場所への立退き避難はかえって命に危険を及ぼしかねないと判断する場合には、近隣の安全な場所への避難や建物内のより安全な部屋への移動等の緊急避難を行ってください。
また、避難指示(緊急)は必ずしも発令されるものではなく、地域の状況に応じて、緊急的に、または重ねて避難を促す場合に発令されるものですので、避難勧告が発令され次第避難をしてください。(引用:首相官邸ホームページ「避難はいつ、どこに?」)』


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  • 今は自治体の防災ネット等携帯用端末を用いた実際のリアルタイムの情報がすぐに分かる仕組みが作られています。自分や大事な人の命を守る行動を最優先にして防災意識に努めるべきです。
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