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高橋尚子、『大阪国際女子マラソン』プレ解説

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2020年01月25日 18:37  ORICON NEWS

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写真1月26日、カンテレ・フジテレビ系で放送『第39回 大阪国際女子マラソン』解説を担当する高橋尚子 (C)カンテレ
1月26日、カンテレ・フジテレビ系で放送『第39回 大阪国際女子マラソン』解説を担当する高橋尚子 (C)カンテレ
 シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が25日、大阪市内で、あす26日に開催される『第39回大阪国際女子マラソン』(正午〜後2:55 カンテレ・フジテレビ系で生中継)の見どころを語った。今大会は、2020年東京五輪、マラソン女子日本代表の最後の1枠を争う選考会、『MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ』の1つ。五輪代表になるには、2時間22分22秒の設定記録を突破した上で、今年3月の名古屋ウィメンズマラソンを含めて日本人最速タイムとなる必要がある。そのため、国内屈指の高速レースである「大阪国際女子マラソン」は有力選手が集い、例年以上に白熱したレース展開が期待されている。

【画像】浦沢直樹氏が手がけるイメージキャラクター

 解説を務める高橋は「今回の大阪国際はスタッフの皆さんや大会関係者の想いで、2時間22分22秒をしっかりと切れるだけのバックアップがあり、舞台ができあがったと思っています。天候も幸い雨がなくなって、10℃前後の曇り。選手にとっては最高の環境になると思うので、ぜひ頑張ってもらいたい。レースについては、最後までもつれるような展開になるのでは。30キロまでいかに選手が力をためて走っていけるのかがポイントで、そこで残っているのは、小原怜・松田瑞生・福士加代子の3選手だと確信しています。きっとそこまでは行ってくれるのではないかと期待も含めて」と、熱くレース展望を語った。

 名前が挙がった3選手について、近況を交えて解説する。昨年9月の『MGC』で3位となり、26日の大阪と3月の名古屋でのレースで、日本陸連の設定記録(2時間22分22秒)を突破した最速の選手がいなかった場合は五輪代表に内定する小原選手(天満屋)について。「小原さんが仕掛けてくると思う。あえて大阪国際にチャレンジをしたのは、今までの自分の殻を破りたい、何かをつかみたいと思っているのではないか。切羽詰まったような状況下で思い切ってレースを作っていく力をここで付けたいという意志があるのではないかと感じました。(松田・小原・福士の3選手の中で)代表に一番近い存在で、迷いがない」と分析。

 松田選手(ダイハツ)については、「月間1300キロの走行距離を走っていて、非常に強い覚悟で臨んでいる。自分と似たところもすごく感じています。誰よりも一番腹筋を鍛えているし、誰よりも走っている。そういった“これは自分が一番だ”というものを持っている選手は土壇場に強いと思う。

 福士選手(ワコール)は「経験がある選手。土壇場の緊張感や、世界での経験は、追い込まれたからこそ光ってくるものがあるので、あすのレースの中で出てくるのでは」と語った。

 「背負っている人生も含めて、三者三様で、ものすごく楽しみなレースだと思います。今回はレースの勝敗だけではなく、タイムもやはり見逃してはいけないので、ライバルになる部分と3人が一緒になってタイム突破を目指していくようなチームワークも含めて注目したいと思います」と期待を込めた。

■応援は「ニックネームや下の名前で」

 選手として初マラソンの舞台が1997年の『大阪国際女子マラソン』だった高橋。大阪のコースについて、「ものすごく明るくて、迫力があって選手を叱咤するような応援なので、選手たちの力になってくれると思う。私自身の初マラソンで言われたのは『なんでそこで離れとんねん! 歩いとんなよ!』みたいな(笑)。『そりゃそうだ頑張らないと!』と、気持ちを切り替えられるような応援をしてもらった。他ではあんまりない応援ですね(笑)」と、大阪ならではの洗礼を浴びたことを懐かしそうに思い返した。

 さらに応援のポイントとして「例えば、高橋選手だといっぱいいますが、“Qちゃん”って言われると『おっ!』と思うので、できればニックネームや下の名前で呼びかけていただけると、より選手も喜ぶのではないかなと思います」と、提案した。

 また、中継番組の解説陣には、女子マラソン界のスターたちが集結。「全員が一堂に会することはなかなかなくって、本当に“新年会”ですね。一昨日ぐらいから始まっていて、きのうも夜11時ぐらいまで新年会していました(笑)」と舞台裏を明かす。「増田明美さんの時代の開拓がなければ、次の有森裕子さんのメダルにはつながっていない、そしてそれがなければ私の金メダルにもつながらなければ、(野口)みずきちゃん・千葉(真子)ちゃん、そして日本の陸上界にもつながっていないと考えると、一丸となれる本当に大切な機会」と女子マラソン界の歴史に想いを馳せた。

 最後に改めて、あすの『第39回 大阪国際女子マラソン』の見どころについて「選手の顔触れを見ても2時間22分22秒の突破は十分可能だと思います。オリンピックは自分を振り返っても、人生を変えた大きな舞台。明日人生が大きく変わる選手もたくさんいると思います。彼女たちが最後まで必死にもがいて、あきらめずに挑む姿を見て、感じていただけるものが必ずあると思うので、ぜひ見守っていただきたい」と力強く呼びかけた。

 なお、あすの大会では2時間22分22秒の設定記録の突破を実現する“高速レース”をつくるために、3点の取り組みを行う。まず、ペースメーカーとして東京オリンピックで1万メートルの日本代表を目指すドーハ世界陸上代表の新谷仁美選手(東京陸協)と複数の外国人ランナーを起用。次に、ペースメーカーが安定したペースを刻めるよう、ペースメーカーに指示を出す制御バイクを、『大阪国際女子マラソン』では初めて配置。最後に、先頭集団の選手の前方を走るテレビ中継車の背面部にタイム計を設置する。先頭集団の選手が自然とタイムを意識できる環境を作り出し、タイム計には5キロごとにラップタイムを表示する予定。このようなさまざまな形で、2時間22分22秒の派遣設定記録を突破し、日本代表候補に名乗りを上げる選手をサポートする。

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