テプラ使った広告が酒井いぶきの作品に酷似?ラフォーレ原宿が説明文掲載

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2020年01月25日 23:52  Fashionsnap.com

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ラフォーレ原宿「グランバザール」特設サイトより
ラフォーレ原宿の2020年冬のバーゲンセール「ラフォーレ グランバザール(LAFORET GRAND BAZAR)」で制作した広告ヴィジュアルが、特定のアーティストの作品に酷似していると指摘されたことを受けて、ラフォーレ原宿が1月25日付で公式サイトに説明文を掲載した。

 酷似が指摘された広告はキングジムのラベルライター「テプラ」を使ったデザインで、ラフォーレ原宿は昨年12月にヴィジュアルを発表。企画・制作はワイデンアンドケネディ トウキョウ(Wieden+Kennedy Tokyo)が手掛けた。
 ラフォーレ原宿は、該当の広告について「特定のアーティスト様から、ご自身の作品に類似しているとのご指摘がありました。この広告は、広告会社に企画・制作を依頼したもので、模倣の意図はないとの説明を受けておりますが、当社といたしましては、アーティスト様に直接お会いして、ご不快な思いをさせてしまったことについてお詫びを申し上げたところです。引き続き、誠実かつ適切に対応してまいります」と説明。説明文では「特定のアーティスト」と表記されているが、これはテプラを使った作品で知られ、自身のツイッター(Twitter)でラフォーレ原宿とワイデンアンドケネディ トウキョウに対し、「テプラ使うなって話じゃ全くなく、やっちゃいけない事ってある」と批判していたアーティストの酒井いぶきと見られる。酒井は過去にラフォーレ原宿、ワイデンアンドケネディ トウキョウともに展示やポップアップイベントを通じて関わりがあったことから「私が(今回の広告に)1mmも関われなかったのは本当に屈辱的だし悲しいし、無力」とツイートしていた。
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 また、ワイデンアンドケネディ トウキョウもフェイスブック(Facebook)に今回の騒動について1月25日付で謝罪文を投稿。今回のアイデアは「例えば注意書きだらけのコンビニのコーヒーマシンのように、誰にでも分かりそうなことを、やりすぎなほどに説明を貼ってしまうテプラ文化からヒントを得て作られました」とし、作品を再現もしくは模倣する意図は一切なかったと説明。アーティスト本人には今回の企画意図を直接伝えたといい、今後も真摯に対応していく考えを示した。
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[[https://www.youtube.com/watch?v=jAgeq_-7gLY]]

このニュースに関するつぶやき

  • 酒井さんに仕事が来なかったのは、単なる自分アートはできても、まともな商業デザインはできないからでしょ。このポスター以外にも店舗デザインや看板、ポップ等、デザイン展開されていて、画材にただテプラ使っただけよ
    • イイネ!6
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