ロッテ・中村稔、DeNA・今永との自主トレは「ものすごく充実」

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2020年01月26日 07:14  ベースボールキング

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ロッテの中村稔弥[撮影日=2020年1月25日]
「今永さんとの自主トレで、左ピッチャーと右ピッチャーの体の使い方の違いとか、これだったら力が出しやすいなど、体の使い方を教わりました」。

 ロッテの2年目・中村稔弥は、1月5日から23日にかけてDeNA・今永昇太、広島・高橋樹也、ヤクルト・寺島成輝らと合同自主トレーニングを行った。

 「リリースの力の伝え方は、教えてもらった最後の3日くらいのときに、自分の中でピンときたんです。なので、今日(25日の)ピッチングで初めて試してみたという感じなんですけど、ここから掴めていければいいなと」。

 「今永さんに合わせていくというのは無理なので、あくまで自分の感覚で教えてもらったことを材料として、試行錯誤してやっていきたいなと思います」。

 合同自主トレから帰ってきた25日に、ロッテ浦和球場のブルペンで投げ込みを行ったが、そのピンときた感覚を石垣島での先乗り自主トレ、春季キャンプで本格的にモノにしていくことになる。

 「変化球も色々教わったので、しっかり自分で投げられるようにやっていきたいと思います」と、このオフは東浜巨(ソフトバンク)、山崎康晃(DeNA)など亜細亜大学出身の投手が投げるツーシームをあまり投げず、チェンジアップ、スライダーの練習に励んだそうだ。

 今永から教わったことは技術面だけでなく、「意識が結構変わったというか。食べ物とかも意識を高くもって、今永さんは食べていた。そういうところから自分は勉強して、野球から離れた面でも色々と教わりましたね。とても勉強になりました」と中村稔にとって、中身のある時間となった。

 「技術とか勉強をさせてもらったので、あとは自分の感覚でどういう風にやっていくかが大事だと思う。あくまでも今永さんの考えを教えてもらったので、あとは自分でやっていきたいです。ものすごく充実していたことは間違いないです」。

 技術、野球以外の部分でも、充実の3週間となった今永との自主トレ。この学んだことを活かすためにも、春季キャンプでの過ごし方が非常に重要になってくる。「1月にやってきたことをしっかりとやって、怪我なく2月1日にしっかりした準備ができるように沖縄にいきたいと思います」。まずは、万全な状態で2月1日のキャンプ初日を目指す。

取材・文=岩下雄太

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  • 去年、中継ぎで結婚頑張ってたから今年も期待したいね!
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