セリエA第21節が25日に行われ、トリノとアタランタが対戦した。
試合は17分、アウェイのアタランタが先制に成功する。ホセ・ルイス・パロミノが左サイドでボールを奪うと、ボックス右でフリーになっていたヨシップ・イリチッチに折り返す。イリチッチは冷静に押し込んでゴールネットを揺らした。
アタランタは28分に右CKを獲得すると、こぼれ球を拾ったロビン・ゴセンスがミドルシュート。GKの手前で一度バウンドしたシュートはゴール右下に決まり、アタランタが2点目を挙げた。
さらに45分、アタランタがPKを獲得すると、ドゥバン・サパタがゴール右下に流し込む。前半をアタランタの3点リードで折り返した。
53分、アタランタがセンターサークル付近でFKを得ると、イリチッチが直接シュートを放つ。ボールはGKの頭上を超えてゴール右に決まった。さらに直後の54分、イリチッチはアレハンドロ・ゴメスのスルーパスに反応して、相手DFの裏に抜ける。イリチッチはゴール正面で左足を振り抜いてゴール左に流し込み、ハットトリックを達成した。
アタランタは86分にPKを獲得すると、ルイス・ムリエルが冷静に決めて6点リードとする。さらに88分、ルイス・ムリエルがアレハンドロ・ゴメスのスルーパスをボックス左で受け取ると、左足を振り抜きゴール。
このまま試合は終了して、7−0でアタランタがトリノに敵地で勝利した。この結果、アタランタは勝ち点「38」で暫定4位に浮上。退場者2名を出したトリノは、勝ち点「27」で10位となっている。
【スコア】
トリノ 0−7 アタランタ
【得点者】
0−1 17分 ヨシップ・イリチッチ(アタランタ)
0−2 29分 ロビン・ゴセンス(アタランタ)
0−3 46分 ドゥバン・サパタ(アタランタ)
0−4 53分 ヨシップ・イリチッチ(アタランタ)
0−5 54分 ヨシップ・イリチッチ(アタランタ)
0−6 86分 ルイス・ムリエル(アタランタ)
0−7 88分 ルイス・ムリエル(アタランタ)
【退場者】
76分 アルマンド・イッゾ(トリノ)
89分 ササ・ルキッチ(トリノ)