毎熊克哉×武田梨奈『いざなぎ暮れた。』劇場公開決定 崖っぷちの男と女が“聖なる渚”を駆け巡る

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2020年01月27日 17:02  リアルサウンド

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『いざなぎ暮れた。』(c)2018 「いざなぎ暮れた。」製作委員会

 毎熊克哉と武田梨奈がW主演を務める映画『いざなぎ暮れた。』が、2月21日より島根県・東宝5で先行上映、3月20日より東京・テアトル新宿にて公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、太古から2680年以上も続く神聖な祭り事・諸手船神事(もろたぶねしんじ)が行われる町で、“神様に一番近い港町”と呼ばれる島根県松江市美保関町を舞台に、東京から弾丸旅行してきた崖っぷちの男と女が“聖なる渚”を駆け巡るロードムービー。神話が息づく港町の詩情の中で、実の親戚にオレオレ詐欺をするという、ブラックでスリリングな話が描かれる。


 島根県美保関町を舞台にした15分の短編映画として着手されていたが、町民と松江市現地職員の応援によって最終的に“ご当地PR映画”感ゼロ、ブラックユーモア満載の長編ロードムービーに。第11回沖縄国際映画祭を発端に、海外映画祭への入選が相次いで、2020年1月20日時点でモナコ国際映画祭、セントラルミシガン国際映画祭、ブルーリッジ映画祭など12カ国25以上の映画祭への入選が決まり、すでにベスト作品賞2つを含む10タイトル以上を受賞している。


 本作の主人公・ノボルを演じる毎熊は、2016年に映画初主演作『ケンとカズ』で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞などを受賞。さらに、映画『北の桜守』やNHK連続テレビ小説『まんぷく』、ドラマ『恋は続くよどこまでも』(TBS系)に出演している。


 もう1人の主人公・ノリコを演じる武田は、空手黒帯の腕前からデビュー後、映画『ハイキック・ガール!』の主演に抜擢。アクションのみならず、シリーズ4期に渡って放送されたドラマ『ワカコ酒』(テレビ東京系)でも存在感を示している。また、2人と敵対する地元若人役でネルソンズの青山フォール勝ちが出演する。


■コメント
●毎熊克哉
沖縄映画祭での初上映から約一年、改めて劇場公開できる事になりとても嬉しいです。本作は美保関の方々の全面協力があって撮影する事ができました。少ない滞在時間ではありましたが、スタッフキャスト一丸となって必死に撮影して、よい思い出になっています。作品自体も、短い時間の中で起こるどたばたロードムービーです!自分の故郷やルーツを思い返すような作品になっていると思います。お楽しみに!


●武田梨奈
もともとはショートフィルムとして制作された映画でした。現地で撮影していくにつれて、生まれゆく空間が沢山ありました。そして、長編映画として完成いたしました。トラブルを抱えたカップルは、小さな町で “本当に大切なもの”に出会うのです。未熟なカップルの成長を、ぜひ劇場で見守ってください。


(リアルサウンド映画部)


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