『テラスハウス』東京編・第31話ーー凌の“矛盾する言動”と“煮えきらない態度”に女性陣が幻滅し、怒りを露わに?

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2020年01月28日 00:31  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第31話が、本日1月28日に配信された。


(関連:ビビ、恋愛観において凌との決定的な“ズレ”が発覚? 『テラスハウス』第29話未公開映像


 リビングでは、トパスと花とビビが話している。最近快が男子部屋で寝ていないことについての話題になり、心配する3人。そこで花は、約束していた明日のデートのことも兼ねて、快を起こしにプレイルームへ。花に起こされた快は、体調が悪いらしく、ぐったりした様子。そして「もうちょっとペース落として、いろいろやってった方がいいのかな?」と弱音を吐いた。快はこのところ、スタンドアップ・コメディをやりつつ絵を描いて建設のバイトもこなすなど、ハードスケジュールだったという。そんな忙しい中、“自分だけの時間”を最優先にしてしまうと語る快は、プレイルームに篭りがち。花は快に自身の作った野菜スープを勧め、リビングに行くことを促した。ほかにも、熱があった快に冷えピタを貼ってあげるなど、甲斐甲斐しく世話を焼く花。快の悩みにそっと寄り添える花は、快と相性ぴったりに見えた。


 後日、回復した快。屋上でスタンドアップコメディの練習をしていると、ビビが焼き芋の差し入れを持ってくる。ビビは前回、快のコメディが人を傷つけてしまうのではないかと危惧していた。そんな背景もあり、ネタに悩む快に、「自分の話を基にしたネタを作った方がいい」とアドバイスを送る。しかし、ウジウジと前に進めない快。ビビはその後もガンガン突っ込んでいき「もっと自分、だしてほしい。自分全く出せてない気がする、快は」と真正面からぶつかっていく。しかし、快はなかなか心をひらかない。花と対象的な態度で快を励ますビビもまた根本にあるのは、間違いなく“親切心”だろう。だが、ビビの勢いが、傷心気味な快を追い詰めていないか心配だ。


 そして、ついに花と凌の関係に答えが出る。ダイニングで向かい合う花と凌。先日、愛華と二人で話していた内容について尋ねられた凌は「『花ちゃんとビビちゃんのことどう思ってんの?』って聞かれた」と正直に明かす。花が「えっ、なんて答えた? 正直に」と答えを気にすると、凌は「『特別な感情は女の子として、今、持ってない』って言った」「でも俺からしたら『二人が俺のことをどう思ってるのか、言われないとわからないこともあるから、自分から本人たちに話すつもりはない』って言った」と慎重に言葉を選びつつも、包み隠さずに本音を吐露。花は、特別な感情がないのは自分だけではなく、ビビと愛華に対してもそうなのかと確かめる。凌は「大きく言ったらそうなる」と口にし、3人のことは友だちだとは思ってると呟いた。


 すると、そこにビビがやってくる。花が入れ替わるように離席したため、ビビと凌は二人きりに。凌が「また映画観て寝ようかなと思ってさ」と、前回ビビと密着して映画を観たことの続きをほのめかす。その遠回しな誘いを、ビビは「観る? 一緒に、これ」としっかりキャッチ。二人はリビングに移り映画を観ようとするが、急にビビが「凌と何かの話したかったんだよね」と話題を振る。ソファに横になっていた凌だが、「映画やめて、その話にしよう」とパソコンを閉じて体勢を起こし座り直す。ここでビビと凌の関係にも答えが出るのだろうか。


 凌のことが気になっているビビは、「何かわかんないけど、(凌から)電気感じるんだよね。それを確かめたかった」と打ち明けた。凌が「俺がどう思ってるかを確かめたかったってこと?」と確認すると、同意するビビ。だが、凌は「でも興味があるだけでしょ? 俺に」とあくまでも“好き”ではなく“興味がある”程で話を進めようとする。煙に巻こうとする凌に対してビビは「えっ、ちょっと待って! 質問に質問で答えないでください。それ、ズルいよ」と猛抗議。そこから二人はやや険悪になりつつも、“相手に決定打を言わせたい”気持ちで押し問答が始まった。


 凌は「俺に『私、凌のこと好きなんだよね』って言った?」とビビをとがめる。そんな煮えきらない態度を続ける凌に、ビビは「何かシンプルにしたい。友だちだったらもう友だちとしていこう。近づく気あるんだったら近づいてほしい」と訴えかけた。凌は「(ビビは)すごくきれいだと思うし、話すのも楽しいし、価値観が合うと思う」「でも『アメリカに行ってハリウッド女優になりたい』って言ってたよね? だから現実的じゃないなと思ってた」と交際に踏み切れない理由をぶつける。バスケ選手として3歳から同じ夢を追いかけてきた凌にとって、目標は簡単に変えられないもの。好きだから自分がアメリカについていくとか、ビビに日本に残ってもらうとか、そういう選択肢は考えられないと伝えた。そこでビビが「日本にいい仕事できてちょっと残っちゃう可能性もあるわけじゃん」とたとえ話をし、まだアメリカに行くことは確定ではないことを強調する。だが、凌は「遅いよ、もうそんなの」「ズルいよね」と俯き、ビビを責めるような言い方で答えから逃げようとするのであった。


 「ズルい」と言われて戸惑うビビ。人生の選択はうまくできるはずと唱えるが、凌からは「器用なんだね」と一蹴されてしまう。ビビが色々な選択肢があるということを一生懸命に伝えようとするが、凌は「こうやってやるんだよね、オッケーオッケー」と煽るような発言を残し、まるで話を聞こうとしなかった。しかしそのくせ、「でも一緒にいる時間は楽しいからいちゃう」と曖昧な関係は続けたい素振りを見せる凌。困り果てたビビは「終わらせる勇気がないからどうにかしてください」「まだ私たちにチャンスはあるかどうか」とこぼすした。凌は「…(あるかどうかを)を知りたいってこと?」「今?」と相変わらず答えを出す気がない様子。結局、ビビが「今じゃないほうがいい?」と譲る姿勢を見せて、結論は先に持ち越された。


 女子部屋では、その日の凌の発言について女子会が開催される。そこで、凌が花に言っていたことと、ビビに話していたことに齟齬があったことが発覚。「花とビビには特別な気持ちはない」という凌の発言を知ったビビは、「超、今、腹立つ!」と吠え、顔を歪めた。すぐにばれる言動をとる凌に対し、ビビは「26歳まで生きてわかるでしょ! 普通に。いつも『26』とか言ってくるしさ、だったら考えてよ」と猛烈に非難。さらに「自分を守りたいって感情で動いているのであれば、ちょっと引く、すごく」と自分本位な凌に怒りをあらわにした。それに対して愛華もまた「(凌さんは)いい人でいたいみたいなのがありそうな気がする」「(凌さんがテラスハウスに参加した理由は)私はもう勝手に売名って思ってるよ」とキツい一言を浴びせる。花も「取り繕ってる感がすごい」と不満をぶちまけた。


 凌は今まで“いい人”だったゆえに、余計に悪い印象へと振り切ってしまう。女子メンバーはここのところ仲が良好なだけに、凌が完全に悪者の敵と見なされるのに、時間はかからなそうだ。この不穏な空気を、凌、そして快やトパスは打破できるのだろうか。(文=Nana Numoto)


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  • 建築設計をしてるのだが、この番組ができてから「テラスハウス」と口にするのが恥ずかしくなったわ。打合せの時に空気が微妙になる。
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