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「1,000人規模の自社カンファレンス」を成功に導く道筋とは オーガナイザーが語る企画運営のメソッド

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2020年01月28日 08:41  ログミー

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ログミー

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イベンターのためのイベント「BACKSTAGE」、人気トークセッション続編を開催

日比谷尚武氏(以下、日比谷):お待たせいたしました。始めていきたいと思います。今日はお集まりいただき、ありがとうございます。タイトルが「続編! 1000人規模のプライベートカンファレンスの仕掛け方」ということで、90分ぐらいですか。時間を設けてお話しできればと思っています。

続編というのは、元があるからなんですけど、これ、前回を虎ノ門ヒルズでやりました。いつでした? 8月29日、2ヶ月前か。その回に来られたという方、ちょっと手を挙げてみていただいてよろしいですか? 

(会場挙手)

日比谷:3分の1ぐらいいるかな。ありがとうございます。実は2ヶ月前にほぼ同じテーマで、「イベントをマーケティングに活用しよう」というイベンターのためのイベント「BACKSTAGE」をここでやったんですけど。

その中の1セッションとして、この(今回のテーマの)お話をこのメンバーでやったんです。で、話しきれなかった、と。あれ、なんですかね。時間配分を間違えたのか、誰かがしゃべりすぎたんですか。

酒居潤平氏(以下、酒居):項目、20個ぐらいありましたからね(笑)。

日比谷:設計を間違えていた。

松林大輔氏(以下、松林):(笑)。そうです。そんな感じ。

日比谷:当日のアジェンダみたいなものを、「こんな話をしたらみんな喜ぶかな、聞きたがるかな」というのをバーッと挙げていったら話しきれなくなっちゃって。

酒居:ぜんぜん終わらなかったですね。

日比谷:終わんなくなっちゃって。途中でそれを察して、「申し訳ありません。話しきれませんでしたから、追って続編をやります」と言って、その場で再度イベントをやることを決めて、設計されたのが今日の場。

なので、前回来ている方は、続編を聞きたがっているし、初めて来る方はテーマを聞かれていらしていただいていると思うから。どっちに寄せようかなと、今ちょっと迷っていますけどね。

松林:(笑)。

日比谷:イチからもう1回同じ話をしたら前回来た人はつまらんけど、でも文脈なしに話しすぎちゃうと今度は初めて来た方が困るから。

松林:90分あるんですよね? 

日比谷:そうですよ。

松林:けっこう長いですね。

日比谷:たぶんいろいろやって、前半1時間ぐらいをこちらからのお話で、僕から話を引き出す時間にさせてもらって、そして後半は質疑応答の現場からの……現場って。会場の方からの質問にしようかと思います。

松林:確かにいいですね。

虎ノ門を拠点に活動する団体「イベントの未来をつくる105人」

日比谷:そんな感じでやれたらと思っています。先ほどもちょっと(スライドに)映していましたけど、改めて言うと、後半の質疑応答のタイミングで、この「Sli.do」というシステムを使います。

ここにアクセスいただくと、ブラウザでアンケートサイトに飛ぶことができて、そこに質問や疑問を投稿することができます。さらに他の人が投稿した内容も見られて、そこに“いいね!”を押すと、どんどん“いいね!”した投稿が上に上がってくるんですね。

“いいね!”の高い順に上から並んできますから、「同じことを聞きたがってる人がいるな」と思ったら“いいね!”を押してあげれば、上に上がってきて結果採用されやすくなるという感じですので。ちょっとスマホでこれを撮影して、眺めながら聞いていただけると円滑かなと思います。

あと、もう1個告知ですけれど、今日はみなさんから見て左側にバナーも立っています。水色の「イベントの未来をつくる105人」というロゴがあるんですけど、これは虎ノ門ヒルズを舞台にして、今進行しているプロジェクトです。だいたい立ち上がって1年半ぐらいですかね。

この虎ノ門の場を使って、イベントというツールを武器に、いろんな人たちが集まる場作りをしようということです。

イベントを仕掛ける方を探したり、例えば、お坊さんでDJをやったりする人がいるんですね。とか、我々みたいなイベントを仕掛ける人たちがそのノウハウを話す会をしたりとか。

あと、僕は地方自治体の人を呼んで地域の課題を語って、東京の人たちとディスカッションする時間を作ったりとか。いろんな人たちがこの虎ノ門に集まっていける場をイベントというかたちで仕込んでいこうというプロジェクトをやっています。

今日はその一環ということでこの場所をお借りして、やらせてもらっているという次第です。

もし今日のイベントとは別に「イベントとか人が集まる仕掛けっておもしろそうだわ」と思う人がいたら、ちょっとこの「イベントの未来をつくる105人」ってググってもらえると……。手元に資料、チラシもありますね。チラシを見ていただいて、またこの虎ノ門に、他のイベントにも覗きに来てくれるとうれしいなと思います。

ほぼ毎日、カンファレンス運営の相談を受ける状態

日比谷:(スライドを進めて)こういう趣旨ね。そっか。これはでも今日、お読みになっていらしているから、いったん飛ばそうか。どうしようか。一応言うか。

そもそも前回のイベントで、なんでこのテーマで話をしたかっていうのをここに書いたんですよね。さっきも3人で話していたんですけど、とにかく最近、大規模カンファレンスとか、プライベートカンファレンスをやる会社が増えているわけです。

松林:多いですね。ご相談を受けてるというのはね。

日比谷:ここらへんはお二人の感触というのは?

松林:そうですね。酒居さんはどれぐらい受けてるんですか。

酒居:なんかありがたいことにカンファレンスをやってから、ここ最近、ほぼ毎日。

日比谷:毎日って。それ「BACKSTAGE」が終わってからですか? 

酒居:「BACKSTAGE」もそうですし、自社で7月末にカンファレンスをやったんですけれども、その後ぐらいからいろいろとご相談をいただいていて。

日比谷:例えばどんな質問が来るんですか? 

酒居:たとえば、「自社でカンファレンスを新しく始めたいので、どういうふうに考えていけばいいか」というお話をいただいたりとか、もうちょっと細かなところでご質問いただいたりとか。

日比谷:「集客をどうすればいいんですか」とか。

酒居:そうですね。

日比谷:「登壇者に謝礼は払うべきですか」「いくらですか」ですとか。

酒居:そうですね。そういった……。

日比谷:「こちらの会場は1時間いくらかかるんですか」とか。

酒居:(笑)。会場に聞いてくださいみたいな感じですけれども。そういったところを、けっこうご連絡いただいたりとかします。

日比谷:松林さんはどうですか? やっぱりそういう相談とか。

松林:そうですね。相談がけっこう来ますね。すごくいただいています。僕はそんな毎日じゃないですけど、週1回ぐらいは。

日比谷:まあまあのペースで(笑)。

松林:はい。

1,000人規模のカンファレンスを“それなりにやりたい”会社が増加している

日比谷:内容はどうなんですか、やっぱり……。ごめんなさい、2人のプロフィールは後で聞くので、ちょっとここはハイコンテキストに、前提抜きでいっちゃいますけれども。(松林さんは)社団法人なんかをやっているから。

松林:そうですね。うちは1,000人規模のカンファレンスを2回ぐらいはやっていて、それの運営、「何からやっていったらいいですか?」という相談がまずあるんですけど。働き方の協会という社団法人でやっているので、その社団法人の仕組み、どうやってやったらいいのかとか。

経産省とか厚労省とかに後援いただいて、大臣とかも来たりしているイベントなので、「どうやったら大臣に来てもらえるんですか?」みたいな、そういう話とかも相談があったりしますね。

日比谷:やっぱりそういう相談がくるということは、それなりにやろうと考えている人たちがいるんじゃないかということですよね。

松林:多いでしょうね。

日比谷:だもんで、「BACKSTAGE」で登壇の機会をいただいたのも、まさにそういう背景があったからかなと思うんですけれども。

今日来ていただいている方も、もしかしたらそういう悩みなり狙いがあったかもしれません。いわゆる100人ぐらいのイベントとかセミナーじゃなくて、カンファレンスというものを1,000人規模の会場を借りてドーっとやっちゃうことで、プランニングとか見込み客を探すとか、いろんな目的でやろうと。

それをしかも、専門の業者さんとか、代理店さんとかを入れるんじゃなくて、ある程度手弁当に近いかたちでやっちゃう方法も一般化してきたというか。

松林:そうですね。代理店を使わない感じで。今までだったら広告代理店さんとかが入って(いたけれども)。

酒居:2つ理由があると思っていて、1つは予算的な要因があって、やり方のノウハウがある程度共有される環境もできてきたので、自社でやりやすくなったというのがあると思います。

あと、もう1つ思うのは、社内のお祭りじゃないですけど、社内の一体感をつくるとかモチベーション向上というところにも活用されるケース、とくにスタートアップだとあるのかなと思っていて。

お祭りスタイルで結束高まるカンファレンス、初回運営時は徹夜も辞さず

日比谷:それこそ、お祭りスタイルで、イベントで士気が高揚するとかそういうことですか?

酒居:そうですね。準備段階だとイベント担当など一部で担当するケースもありますけど。

当日になると自分たちでおもてなしをするとか、実際に社員がスタッフ側として動くことで、組織の一体感を作ったり、モチベーション向上とか、エンプロイー・リレーションズというような観点もけっこうあるのかなと思ったりしています。

日比谷:確かに大きいカンファレンスだと、おもてなしからそういった誘導・受付・裏方とか、社員総出でやったりしてね。それで結束が高まるというのは確かにイメージつきますよね。Sansanでもそんな感じでしたよね。

酒居:そうですね。とくに終わった後とかみんなそれぞれ達成感もありますし、いい思い出というか、1つの良いきっかけになるのかなと思ったり。

松林:1回目、初回のときとかは、僕もカンファレンスをやったことがなかったので。今でこそ、スタッフがそのときより倍になってるんで、やれていると思うんですけど、そのとき20人いてないぐらいよね。たぶん。

日比谷:最初はね。

松林:20人いてないぐらいのときに、虎ノ門ヒルズを1フロア貸し出ししていただいてイベントをやれてたのは、「とち狂ったんかな」みたいな感じでみんなに思われてて。

日比谷:僕も実は主催者の1人ですけど、「やれるでしょ」ぐらい、思ってましたよ。

松林:それをやったら、けっこう、それこそみんなが喜んでくれたというのもありますけれども、1年目はとにかく前日徹夜みたいなね。本当に(笑)。

日比谷:ありましたね。

松林:虎ノ門ヒルズに泊まるみたいな、それぐらいで(笑)。

日比谷:働き方改革のイベントなのにね(笑)。

(会場笑)

松林:朝起きて、それはもう全員グチグチ言ってましたね。「働き方改革のイベントやねん、これ。ぜんぜんできてないで」みたいな。

日比谷:ブラックですね。

松林:そういうのをやってましたね。

日比谷:そうですね。

酒居:僕もSaaSのイベントだけどチームメンバーと前日は徹夜で準備していました(笑)。

松林:(笑)。1回目はちょっと覚悟がいるというかね。

日比谷:なるほどね。やっぱり盛り上がるね。というような感じで、ちょっと生々しい話はアジェンダに沿って聞いていきますので、ご期待くださいという感じ。

経産省からWeWorkまで登壇する“働き方改革イベント”運営の名手、社団法人「at Will Work」

日比谷:そっか。紹介しないとさすがにコンテキストがあれだから、3人、僕も含めて軽く自己紹介というか、なんでこの場にいるのかの話をしてもらおうかな。では、松林さんから。

松林:はい。

日比谷:あ、(スライドを)見たほうがいい? 

松林:そうですね。僕は本業は、株式会社ストリートスマートという会社を経営していまして。テック、SaaSの、Googleさんが出してるクラウドツールの研修とか導入支援をやっている会社です。それをもともと10年やってるんですけれども。

3年半ぐらい前に働き方の社団法人っていう……ここ(スライド内)にロゴが載っている、「at Will Work」という社団法人を作りました。

働き方の選択肢を増やすことを目指して、いろんな働き方の課題であったりとか、世の中の先端の進んだ働き方の事例を発信するような、そういうイベントをやろうということで、2017年の2月か。第1回目を開催して、というのが一番最初のきっかけですね。

ああ、そうですね。これ(当時の写真)ですね。けっこう大がかりにやっていまして、ここに写真が載っている世耕大臣という、経産省の大臣をされていた……。

日比谷:元ですね。前。

松林:そうです。経産省の前大臣とか。それこそ、ここの、森ビルの副社長をされている森浩生さんも写っているんですけど。

日比谷:写っていますね。

松林:写真に載っているところでいうと、丸紅の社長さんとか、虎屋の社長さんとか、けっこう著名な方に来ていただいて。老舗企業でどういう働き方改革の取り組みをやっているかとか、はたまたスタートアップとかでどんな改革をやっているかとか。WeWorkの高橋さんとかにも来ていただきました。

けっこういろんな人を呼んで、働き方改革の発信をするみたいなイベントをやっています。はい。

(スライドを指して)こんなことをやっています。もともとの10年やっている会社がSaaS系の研修とかをやっているので、何かつながるかなと思ってやったんですけど。

けっこう「やるぞ」と決めてからやってしまったんで、まったくつながらなくて。「どうすんねん」って話になったんですよね。社内的にも「どうしよう」となって。

「イベントをやれるようになったから、SaaS系のイベントをやろう」と言って、去年と今年もやってまして。去年はSaaSを使っているユーザーさんに実際の事例を話してもらうというような、そういうイベントをやっています。

それも、ここの虎ノ門ヒルズで、この会場を借りさせていただいてやったりしています。

日比谷:はい。ありがとうございます。

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