ミルクボーイ内海、母親との感動エピソードに後日談「元気になってからもお金借りてました」

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2020年01月28日 15:22  Techinsight Japan

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ミルクボーイ駒場孝と「オカンの話」で涙した内海崇
お笑いコンビ・ミルクボーイ(駒場孝・内海崇)が昨年12月22日に『M-1グランプリ2019』で優勝した3時間後、日本テレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』が密着取材した。1月27日放送の同番組で「漫才王者 ミルクボーイに密着」と題して特集するなか、スタッフからインタビューを受けた内海崇が涙ながらに語った母親とのエピソードが視聴者の反響を呼んだ。

今から5年前に内海崇の母親がくも膜下出血で倒れて意識不明となり、救急車で病院に運ばれ手術することになった。「もしかしたら介護が必要になるかも」と聞いた内海は本気で芸人を辞めようと考えたという。

彼は当時を思い出し「芸人できへんなって…」と目の縁の涙をぬぐい「これいうてたら泣きそうなんですけど」と話を続けた。

手術から3日が経ち、母はなんとか一命をとりとめた。弟には「芸人を辞めると決めるのはまだ早い」と言われたが、内海の気持ちは「家族に母を任せて好きな事は出来へんな、長男だし」と固まっていた。

ところが病院で、看護師さんから「お母さんが目を覚ましてすぐ『息子が芸人やってんねん』と自慢されてましたよ」と聞かされて「そのオカンに辞めるって言われんな」と思い直したそうだ。

実は2010年に『M-1グランプリ』が一時終了してから2人の心が折れてしまい、5年間漫才から目を背け新ネタも全く作らなかった時期がある。内海は「毎週ギャンブル三昧」、駒場は「先輩に誘ってもらい週6日淡路島」という風に日々を送っていたのだ。

そんな彼らも5年を経て再び漫才をやろうと動き始めたのだが、内海が母の言葉を知り「オカンのためにも絶対日本一になってやる」と決意したのはほぼ同じ時期だろう。ミルクボーイはそれから新ネタを40本作り、そこから「コーンフレーク」が生まれたのである。

ミルクボーイ内海はオンエア後、Twitterで「深イイ話で泣いてたみたいですみません! M-1直後で気持ちの整理が付いてない時期だったので泣いてしまいました!」と密着の裏話を明かしつつ、照れ隠しなのか「おかんが元気になってからも全然お金借りたりしてました!」とつぶやいた。

「もうたくさん裏側は見ていただきましたので、これからは笑わせることだけにさしてもらいます!」と意気込む彼に、フォロワーから「オカンの話すると涙出てくるのめっちゃわかります! 情が深くて家族思いな内海くんめちゃくちゃ素敵です」、「辛かったでしょうがお母様も元気でなりよりです。ミルクボーイM1優勝されてお母様も凄く喜んでくれてますよ」、「お母様のその後が気になっていました。今は元気になられたとの事で良かった」といったコメントが寄せられた。

『M-1グランプリ2019』でミルクボーイが優勝したことは、まだ芽が出ない後輩芸人たちに夢を与え「本気で頑張ろう」と思わせた。後輩だけでなく先輩からも注目されており、吉本新喜劇で活躍するアキ(水玉れっぷう隊)は28日にTwitterで「大忙しのミルクボーイにバッタリ。やっと直接『優勝おめでとう』が言えた。キラキラしてるやないかい」とスリーショットを投稿して、「アキさんが持っているパワーエネルギーの強さでミルクボーイの2人と巡り合わせたんですね。3人共とても素敵な笑顔ですね」とファンを喜ばせていた。

画像2枚目は『アキ_official(吉本新喜劇) 2020年1月27日付Instagram「本社で打ち合わせをしていたら、大忙しのミルクボーイにバッタリ。」』にスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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