「おでん缶」だけじゃない! 小腹満たしにぴったり、懐かしの缶入り商品たち

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2020年01月28日 18:00  citrus

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左:お米屋さんのあつあつスープ(麒麟麦酒・1990年)、右:カニ入り朝がゆ(サッポロビール・1992年)

 

■手間をかけずに小腹満たし

 

残業や勉強など、夜に小腹がすいたとき、ちょっと何か食べたくなることはよくありますよね。かと言って、カップ麺では量が多すぎ、スナック菓子はたくさん食べても腹の足しにならないことがあります。

 

そのようなときは缶入りスープという手があります。温かくて粘り気があるので、ちょっとした食事になりますが、スープ以外でも缶入りの小腹満たし商品がありましたので、紹介したいと思います。今回は主に1990年代に販売された商品です。

 


■かつての秋葉原名物

 


左:下町横町おでん(東京自販サービス・1993年)、右:うす味おでん(天狗缶詰・1999年)

 

缶入りおでんというと、1990年代から2000年代にかけて秋葉原で話題になった缶詰です。かつて電気街だった頃は飲食店が少なく、おでん缶でも食べなければ空腹をしのげないという時期もありました。

 

現在も秋葉原の自販機で販売しているそうですし、ネット通販でも入手可能なので、非常用食料として購入しておくのも良いかもしれません。

 


■おかゆもありました

 


左:お米屋さんのあつあつスープ(麒麟麦酒・1990年)、右:カニ入り朝がゆ(サッポロビール・1992年)

 

一般的に缶入りスープというとコーンスープですね。最近はコンソメスープも多くなっていますが、以前は和風のおかゆタイプのスープも販売されていました。

 

キリンの商品は梅干し入り鰹だしスープ、サッポロはカニ入りでした。どちらもバブル期に発売された商品ですので、冒険や贅沢が許されたのだと思います。

 


■流動食の王道とキワモノ

 


左:NEWカロリーメイト(大塚製薬・1991年)、右:忍者食(伊藤園・1991年)

 

カロリーメイトというと、現在はブロックとゼリーが主流ですが、缶入り流動食タイプも販売されています。流動食タイプは大塚製薬が製造していた医療用流動食を一般食品化したものです。発売当時は現在ソフトバンクホークス会長、当時は読売ジャイアンツ選手の王貞治さんが出演されていました。

 

忍者食もカロリーメイトと同じような流動食ですが、クコの実が入っており、和風仕立になっています。以前、伊藤園でマーケティングを担当した方からこの品についてお話を伺ったことがあります。「社内の大反対を押し切って製造したが予想通り売れなかった」というエピソードがあったそうです。

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