シミをもっときれいに隠したい!目的別コンシーラーの選び方

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2020年01月28日 19:30  つやプラ

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つやプラ

40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

肌の気になる部分にコンシーラーを塗っても、なかなかカバーすることができないということはないですか?

ヘアメイクやコスメコンシェルジュインストラクターのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、コンシーラー選びのポイントをご紹介します。

■コンシーラーとファンデーションは何が違うの?

コンシーラーもファンデーションも、構成する成分はほとんど同じです。そのため、コンシーラーと同じくらいカバー力の強いファンデーションもあります。

では、なぜ呼び方が違うのかというと、使い方に違いがあるからです。

ファンデーションとコンシーラーの使い方の違い

ファンデーションは顔全体に塗りやすいように作られているのに対し、コンシーラーは細かい部分を塗る時やピンポイントで隠したい部分に向いています。

例えば、「部分的なシミを隠したいのだけれど、厚化粧に見せたくない」という時は、カバー力がナチュラルなファンデーションを全体に塗って、シミ部分にだけカバー力の強いコンシーラーをつけると仕上がりが自然になります。

カバー力の違うファンデーションを何個も使い分けるとコスパ的にも高くなるので、使いやすさなどから考えてもファンデーションとコンシーラーを使い分けることがおすすめです。

■コンシーラーをつけてもカバーできない理由

コンシーラーは、さまざまな目的に合わせて種類がたくさんあります。例えば、目の下のクマをカバーする場合、クマの種類によっても使うコンシーラーの色が変わります。

また、コンシーラーのテクスチャーによってもカバー力に違いがあります。コンシーラーを構成する成分は、ベースとなる粉体とつなぎとなる油分や水分などでできており、テクスチャーが柔らかいものは粉体よりも油分や水分が多く、固いものほど粉体が多くなります

肌悩みに合ったコンシーラーを使う

テクスチャーが柔らかい「リキッドタイプ」や「ブラシタイプ」は、保湿力や肌馴染みの良さが抜群なので目元のクマカバーには最適ですが、固形と比べるとカバー力は弱いので濃いシミやソバカスには向きません。

まずは、自分がコンシーラーでカバーしたい部分はどんな色をしていてどの部位にあるのかを観察し、それに合わせたコンシーラーを選びましょう。

■目的に合わせたコンシーラーの選び方

青クマ

寝不足でできることの多いクマは、青黒いのが特徴です。

そのため、カバーするためには青みを消すオレンジ色のコンシーラーを使うと、血色力がアップして自然にカバーすることができます。

茶クマ

茶グマは色素沈着でできるものが多く、茶色くくすんでいるのが特徴です。

この場合、黄色みがあるコンシーラーを使うと茶ぐすみを自然にカバーできます。

黒クマ

目元のたるみによって影ができてあらわれる黒クマは、影をフラットに見せることがポイントです。

肌よりワントーン明るめのコンシーラーか、ラメ感のあるコンシーラーを使うと、影が目立ちにくくなりますよ。

赤みが気になる鼻周りやニキビ跡をカバーする場合

肌色に合ったベージュ系のコンシーラーでもカバーはできますが、赤みをカバーするには緑系のコンシーラーを使うと透明感もアップしてくれますよ。

濃いシミ

濃いシミには肌色と同じ色のコンシーラーで馴染むのですが、テクスチャーの柔らかいコンシーラーだと伸びが良すぎて、ピンポイントのカバーには向いていません。

スティックタイプや固形タイプのように、テクスチャーが固めのものを選ぶようにしましょう。

目的に合わせてコンシーラーを使い分けると、うまくカバーすることができます。自分が持っているコンシーラーが目的に合っているものか、一度見直してみてはいかがでしょうか。

(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュインストラクター、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)

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