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半数が真ん中を選ぶ!? 販売店の「おすすめベスト3」 iPhoneの場合は6割超える

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2020年01月29日 17:32  BCN+R

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写真2019年に売れたiPhone シリーズ別トップ10
2019年に売れたiPhone シリーズ別トップ10
 多くのメーカー・販売店は、客単価と成約率をアップするために、3つの価格帯を用意し、顧客に真ん中を選ぶように仕向ける。選択肢が多すぎると一定の割合で決められず、結局、購入を見送るケースが発生するからだ。家電量販店の店頭やECサイトでよく見かける「おすすめベスト3」や、懐石弁当の「松竹梅」がまさにそれ。こうした展示手法は、イギリス童話の「3匹の熊」から「ゴルディロックス効果」と呼ばれる。

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 「松竹梅」の3ランクに分けると、販売比率は、価格が高い順に「2:5:3」になるといわれるが、新生活シーズンの春に需要が高まる電動アシスト自転車は、より大容量・長時間駆動の新型バッテリを搭載し、細かい点まで工夫を施した「竹」や「松」の製品を買うように仕向けている気がする。

 しかも、オプションの専用チャイルドシートの本体価格・取付費を高く設定し、「竹」クラスの製品に後からチャイルドシートを装着するより総額が安く済むため、少しでもチャイルドシートを利用する可能性があるなら、最初から専用チャイルドシートを装着した「松」クラスの製品を選んだほうがお得という、巧妙な単価アップの仕掛けを盛り込んでいる。

●紆余曲折を経てわかりやすくなったiPhoneのラインアップ

 iPhoneのラインアップも、今は、おおむね三つの価格帯に分かれている。トリプルカメラを搭載するiPhone 11 Pro/Pro MAXがハイエンド、iPhone 11がスタンダード、サブブランドが扱う旧機種がエントリーモデルという位置づけだ。

 家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」の2019年の年間販売台数にもとづき、10月以前は安価だった「iPhone 8」や「iPhone XR」、最新機種の「iPhone 11」を全て「スタンダードモデル」に分類すると、19年のハイエンド・スタンダード・エントリーモデルの販売台数比率はおおむね「1:3:1」だった。

 

 iPhone全体に占めるスタンダードモデルの構成比は62.8%で、6割を超える。近々、廉価版「iPhone SE 2(仮称)」が登場するという噂が流れているが、今のAppleは、iPhone X以降の高価格帯へのシフト失敗を受け、iPhone 11が集中的に売れたほうがいいと考えているはず。いくらエントリーモデルといっても、期待ほどには安くならないと予想する。

 機種選びに迷った際、液晶テレビや有機ELテレビなど、当サイトで販売台数ランキングを公開しているジャンルは、それらも参考にしてほしい。(BCN・嵯峨野 芙美)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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