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過酷なスケジュールにセルジオ越後「鹿島の選手が気の毒。天皇杯の日程の前倒しは真剣に考えるべきことだ」

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2020年01月30日 06:32  週プレNEWS

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写真日本サッカー協会は大きな宿題だと思って答えを出してほしいと語るセルジオ越後氏
日本サッカー協会は大きな宿題だと思って答えを出してほしいと語るセルジオ越後氏

あっという間の新シーズン開幕。僕以上にそう感じていたのは鹿島の選手たちだろう。Jリーグ開幕より1ヵ月弱も早く、FC東京(Jリーグ2位)と鹿島(同3位)が共にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場をかけたプレーオフに臨んだ。

元日の天皇杯決勝を戦った鹿島(0−2で神戸に敗戦)は、早くも1月8日に始動。オフは6日間しかなく、10日には宮崎県でキャンプをスタートさせた。疲労を考慮して主力選手の合流を16日に遅らせたものの、普通では考えられない過酷なスケジュールだ。そしてACLのプレーオフで敗れてしまった。

昨季の鹿島はリーグ優勝を最後まで争い、ACLも準々決勝まで進出し、天皇杯も決勝まで残った。すべてのタイトルの獲得を本気で目指し、ほかのどのチームよりタフなシーズンを過ごした。主力の疲労は相当なものだと思う。キャンプ合流を遅らせたとはいえ、たった2週間では本当の意味でのオフにならない。さすがに気の毒だよ。

この件については、鹿島OBの柴崎(デポルティボ)もツイッターに「何が原因か分からないが、休む事への意識が欠けている」と投稿。それを受け、メルカリの会長である鹿島の小泉社長も、日本サッカー協会に天皇杯の日程の前倒しを要請すると表明した。選手ファーストなら当然の判断だし、僕も賛成だ。

もし天皇杯の日程が前倒しになれば、お正月の風物詩的な存在だった決勝が12月にずれることになる。それを寂しく感じる人も多いかもしれない。僕もそのひとりで、実際、現役時代は元日の天皇杯決勝に出ることを目標にしていた。

当時の日本リーグはお客さんも少ないし、テレビ中継もほとんどなかった。だからお客さんがたくさん入って、テレビの生中継がある天皇杯決勝は憧れだった。また、明治神宮に初詣に行ってから、国立競技場でサッカーを見る、そういう元日の過ごし方が定着しているファンも多い。

でも、今はリーグ戦にカップ戦、さらに代表の試合など、昔に比べて試合数が増えた。選手の負担を考えれば、天皇杯の日程の前倒しは真剣に考えなければいけないこと。すでに次回の決勝も元日開催が決まっているけど、日本サッカー協会は大きな宿題だと思って答えを出してほしい。

さて、今季のACLについて、Jリーグ勢はFC東京、横浜Fマ(Jリーグ1位)、神戸(天皇杯優勝)の計3チームが出場する。やっぱり注目はJリーグ王者の横浜Fマの戦いぶりだろう。

横浜Fマの補強は水沼、オナイウが目立つくらい。JリーグとACLを並行して戦うには、正直物足りない。でも、それはチームの土台がしっかりしているという自信の表れ。また、昨季同様、状況に応じたスピーディかつ的確な補強の準備をしていると信じたい。昨季MVPで日本代表にも選ばれた仲川が、ACLの舞台でどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

天皇杯優勝の神戸は清水からドウグラスを獲得したものの、ビジャ、ポドルスキ、ウェリントンが抜け、明らかに戦力ダウンしている。三木谷会長が何を考えているかはわからないけど、神戸らしい派手な補強を今年も期待したいね。

構成/渡辺達也

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