1学年1クラスの小規模小学校のメリット・デメリットとは?実際に通う子どもたちの様子を調査!

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2020年01月30日 10:01  ママスタジアム

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皆さんがお住まいの校区の公立小学校は1学年に何クラスありますか? 筆者の息子が来春入学予定の小学校は、1学年1クラスの小規模校です。現在、筆者は地方に住んでいますが、過疎地ではなく主要駅に近い市街地。徒歩15分圏内に小学校が6校もあり、どの学校も1学年1クラスもしくは2クラス。筆者自身が小学校は1学年3〜4クラスで過ごしたため、クラス替えがないことに正直不安があります。ママスタBBSにも、入学予定の小学校が1学年1クラスなので、子どもだけでなく親にとっても不安があるとの投稿が寄せられました。確かに、クラス替えがないと、子ども同士でトラブルがあったときに逃げ道がないのでは、という声が多く寄せられています。実際に小規模校に通ったママたちや、現在通っている子どもたちの学校生活はどのようなものなのでしょうか。

1学年1クラス以下、1~2クラスの小学校は全国で4割



少子化が問題となっている現代に伴い、小学生の数も減少しています。地方だけでなく、住宅地以外の都心部でも子どもの数の減少に伴い、小学校が統廃合されたというニュースを聞いたことはありませんか? 文部科学省の調査によると、平成29年、30年の2年間で、小学校同士の統合事例件数は184件報告されています。また、学校規模の現状調査(平成30年調査)では、全国の公立小学校19,538校のうち、全6学年の学級数が5学級以下の小学校が約1割、6学級から8学級以下(つまり、1学年1~2クラス)の小学校が約3割もあるようです。
参考:文部科学省「平成30年度学校規模の適正化及び少子化に対応した学校教育の充実策に関する実態調査(概要)」
参考:文部科学省「平成30年度学校規模の適正化及び少子化に対応した学校教育の充実策に関する実態調査について」

小規模校のメリット


異学年交流が当たり前


1学年あたりの人数が少ないと、横の繋がりだけでなく、縦の繋がりが盛んになることが多いようです。実際、筆者の近所に住む小学生ママによると、休み時間になると校庭に飛び出し、学年関係なく遊んでいるとのこと。人数が少ないからこそ、異学年の生徒が常にすぐ側にいるという環境が当たり前なのかもしれません。ママスタBBSにも、授業は各学年で行われていたが、その他の集団行動で異学年交流が当たり前のようにあったという声が寄せられました。
『私の小学校が各学年1クラス17人。全校生徒100人だったので、5教科勉強は学年ごと、それ以外(給食・掃除など)は全校生徒1〜6年生を縦割りグループにし行動。同学年で嫌な人がいてもグループに行けば気が紛れた。グループは毎年メンバーが変わるのでいじめもなかったな。うまくできた学校だった』
小規模校ならではの異学年交流がメリットになっているようですね。大規模校の場合は、学年によって行事が分けられていたり、学年によって利用できるスペースが限られていたり、異学年で交流する機会がなかなかないかもしれません。

男女関係なく仲良くなる


6年間も同じメンバーで過ごすので、より深い仲になりやすいようです。ママスタBBSにも、コメントが寄せられました。
『息子は入学時、全学年1クラスで、息子のクラスは7人だったよ。もう20歳過ぎたけど、まだ連絡取っている。たまに私にも連絡くるよ』
『今上の子5年生だけど、ずっと一緒だからか男女関係なく仲良しだよ』
『上の子が6年間1クラスだったけど、良かったよ。揉めることもあるし、意地悪な子どももいるし、嫌な時期は地獄だなって思うこともあったけど。総体的に見て、仲のいいクラスだったし、男女も仲良かったよ。中学生になったけど、みんな幼馴染みたいな感じで今でも男女仲良かったりします。保護者もなんとなく一体感ありますよ』
まるで幼なじみのように男女ともに仲良く、大人になってからも交流が続くようですね。筆者の小規模校出身のママ友も、現在でも同級生と連絡を取り合う関係性が続いていると話していました。

学校の先生からの目が行き届きやすい


1学年1クラスだと、全校生徒数が100人程度になるので、生徒同士はもちろん、学校の先生も全校生徒を把握しやすくなります。筆者が子どもを就学前健診に連れて行ったところ、どの先生に出会っても生徒のこともよく分かっている印象を受けました。実際に、筆者の近所に住む小学生ママも、先生が細かなところまで目を配ってくれるので、幼稚園から小学校へ上がったときに子どもにかかる負担が少なかった、と話してくれました。逆に、大規模校に通う子どもを持つママによると、人数が多いので、よほどのトラブルがない限り、学校の先生はなかなか細かなところまでは見てくれない、と話していました。ママスタBBSにも、コメントが寄せられました。
『うちも単学級だよ、先生方が全員の顔と名前を覚えていてくれるし、縦割りも活発で楽しそうだよ。何か問題があれば保護者も皆で解決をしようとするしね』
『1学年1クラス。それが別に当たり前だからなんとも思わない。手厚くみてもらえるからいい』

運動会などイベントでの場所取りの苦労とは無縁


大規模校での運動会では、我が子を応援するために朝早くから場所取り合戦が繰り広げられるなんて話を耳にすることがあります。また、我が子の順番が回ってくるまで長時間待たないといけないことも。他にも音楽会などでも、午前の部と午後の部に分かれていたり、1日で終わらず2日かけて開催されたりすることもあるでしょう。ママスタBBSにも、大規模校の苦労が寄せられました。
『1学年5〜6クラス。音楽会は保護者が入りきれないから2部制』
『新しい小学校は児童数が多くて、運動会とか子どもが場所取りのくじ引くみたい。ママ友のところが700番くらいだって言っていてゾッとしたよ』
一方、小規模校の場合は朝早くから場所取りをしなくても、十分我が子を見ることができるようです。
『行事は場所取りなんか関係ないからいいよ』

逃げ道がないのが小規模校のデメリット



学年によって人間関係に苦労することも


どうしても子どもの気質によって合う、合わないは出てきますよね。また、穏やかなタイプの子どもが多い学年もあれば、気性の激しいタイプの子どもが多い学年もあるでしょう。2クラス以上あれば、深刻なトラブルを抱えた子ども同士を別のクラスに分ける配慮をしてもらえるかもしれません。しかし、1クラスしかない場合は避けようがなく、6年間ずっと付き合っていくしかありません。
『うちは全学年1クラスだよ。4人子どもがいて、今下の子2人が通っている。正直メンバーで当たり外れある。長男のときは子どもも親も付き合いやすい人ばかりで楽しかった。次男のときはクセありが多くて疲れたな』
『近くに1クラスの学校あるよ。皆仲良しの学年もあれば、イジメ体質で難ありの子がいる学年は地獄みたい。こればかりは運だよね』
しかし、クラス替えがないからこそ、なんとか解決させなければならない、という気持ちが子どもにも親にも、そして先生たちにも湧いてくるという意見もあります。
『私、6年1クラス。濃いといえば濃いけど、それしかなかったから何とも思わないよ。今でも全員名前覚えているわ。もちろん仲良い悪い、小さなイジメくらいはあったけど、結局何とかお互い仲直りしない訳にはいかないので、人と折り合いつける力はひょっとしてついたんじゃないかな』
小規模校に通う娘を持つ筆者のママ友も、子ども同士でトラブルが起きたとき、先生がよく見てくれているので、大ごとになる前に解決できるように促しているようだと話していました。2クラス以上でも、いじめっ子と同じクラスになることもあれば、別のクラスだとしても問題を抱えることもあります。友人関係の悩みは学校のいじめに対する取り組みや、学校全体の雰囲気にもよるのかもしれませんね。

PTAなど保護者が学校に関わることが多くなる


子どもの数が少ないということは、もちろん保護者の数も少なくなります。PTAとしての仕事は決まっているので、少ない人数でこなさなければなりません。ママスタBBSにもPTAの役が何回も回ってきて苦労するとの声が寄せられました。
『人数少ないから、PTA関連の仕事が回ってくるペースも早いみたいで大変そう』
『ど田舎だから1クラス。人数も一桁台。保護者同士も仲良しの学年もあればそうでない学年もある。PTAや子ども会の役員は何回もやる感じ。親の学校や子ども会への奉仕の時間は大規模校より圧倒的に多いと思う』
一方、PTAの仕事は個人のスケジュールで、できる範囲で担うという方針の学校もあるようです。
『PTAについてもスリム化していて、仕事を休んでまでこなさないといけないとかもなく、微妙に児童数がいるよりも楽だよ』

学校によって雰囲気や方針は異なる


1学年1クラスでも、学校全体が穏やかな雰囲気で、先生の目が行き届いているようであれば、6年間多少の苦労はあっても大きな問題なく過ごせるかもしれません。ママスタBBSにも環境に恵まれていたママからの声があります。
『うちの子の学校も各学年1クラス。だいたい1クラス16〜17人。自分が行っていた学校は6クラスだったから、最初はいろんな意味ですごく不安だった。今、6年生だけど、6年間なんのトラブルもなく子どもも私も楽しく過ごせたよ。子どもたちも保護者の方もみんな穏やかだったからかな』
1クラスがゆえに逃げ道がないという不安はもちろんあります。地域によっては近くの小学校へ越境入学できるところもあるようです。越境できるならそれも視野に入れて、まずは校区の小学校の雰囲気を確かめてみてはいかがでしょうか。オープンスクールをしていないか学校に問い合わせてみても良いかもしれません。筆者も校区の小学校以外についても視野に入れて、入学前健診で学校の雰囲気などを見てから決めようと思っていました。同学年になる子どもの人数と男女比率、親子の雰囲気、そしてどの先生も生徒一人一人をよく把握されている様子を見て、そのまま入学することに決めました。入学後にトラブルが起きるかもしれませんが、人数が少ないからこそ、自分たちで解決するすべを見つけていってほしいと願っています。

文・ゆかりんご 編集・木村亜希

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  • こちらは全学年2クラスずつ。同じ幼稚園からの子が独りしかいなくて不安だったが、他学年みんなもうちの子を知っててくれて良くしてくれてありがたかったな~。
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