新型コロナウイルス、岡田晴恵さんが武漢からの帰国者対応に疑問「相部屋はちょっと…」

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2020年01月31日 19:42  Techinsight Japan

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元国立感染症研究所研究員で医学博士の岡田晴恵さん。新型コロナウイルスについての解説で情報番組やワイドショーの出演が増えて忙しい彼女が、1月30日放送のTBS系報道番組『NEWS23』で中国・武漢からチャーター便で帰国した日本人にも隔離対応が必要だと話した。

新型コロナウイルスの話題を取り上げるなか、メインキャスターの小川彩佳が武漢からの帰国者に各国はどう対応しているかを紹介した。

「アメリカは到着基地に少なくとも3日間隔離」、「韓国は研修施設に2週間隔離」、「オーストラリアは離島のクリスマス島に2週間隔離」などの対応をとっているという。

小川アナが第1便で武漢から帰国した人々について「日本は症状が確認できない帰国者については隔離体制をとっていない。検査を拒否して帰宅した人もいる(その後、個人で検査を済ませた)」と説明した。

それを受けて岡田晴恵さんは「全数はチェックしなければいけない」と指摘。「2週間は我慢して他と接触を断って頂く。これはやらなければいけないことだと思う」と帰国者を隔離して潜伏期が終わるまで経過を見る必要性を訴えた。

今回の帰国者は206人で、感染の有無をチェックするため大半が空港からバスで千葉県にあるホテルに直行した。厚労省が用意したのは140室で、相部屋による宿泊もあった。

岡田さんは「相部屋はちょっと」と首をかしげており、「もし1人でも感染者がいれば濃厚接触でうつっていくので、なぜそうなのかは私には分からない」と疑問を呈したのである。

そのように感染症の権威として新型コロナウイルスの解説を求められメディアで活躍する岡田晴恵さんだが、このたびのようなニュース番組と違いワイドショーやバラエティ番組ではもっと砕けたキャラクターを見せてくれる。

1月22日放送のフジテレビ系情報トークバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』では、初出演ながらインフルエンザ対策を身振り手振りをまじえてタレントのように話して大ウケ。MCの明石家さんまから「また呼ばれると思うよ」とお墨付きをもらったほどだ。

さらに26日放送の『ワイドナショー』では新型コロナウイルスの解説者として登場。『ホンマでっか!?TV』ほどではないが、砕けたトークで分かりやすく説明してくれた。

Twitter上では「大学教授の岡田晴恵さん。新型コロナウイルス感染の解説・説明、憲法の問題まで分かり易いねー! 理解力の乏しい自分でもすんなり理解出来る感じです」、「今日の岡田晴恵先生のファッション、一瞬『防護服?』ってぎょっとしてしまった(もはやファン)」、「このオバちゃん、TVにでずっぱで過労死するんやないか。岡田晴恵」という声が見受けられた。

ちなみに岡田晴恵さんは新型コロナウイルスの予防について「目からの感染にも注意してください」と呼びかけており、これからマスクだけでなくウイルス対策用のゴーグルも注目されそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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