「フェルスタッペン離脱を防ぐためには競争力の高いエンジンが必要」レッドブルF1ボス、ホンダとの契約の重要性を強調

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2020年02月01日 08:11  AUTOSPORT web

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マックス・フェルスタッペンがHRD Sakuraを訪問
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、ホンダとのF1パワーユニット(PU/エンジン)契約を延長できなければ、マックス・フェルスタッペンとの契約を維持することは難しくなるかもしれないと示唆した。

 2020年初めにレッドブルはフェルスタッペンとの契約を2023年シーズン末まで延長したと発表した。一方で、ホンダとの現在の契約は2021年末までとなっている。フェルスタッペンの契約には、チームがある程度のパフォーマンスのあるパッケージを提供できなければ、契約を終了できるという取り決めが含まれているものと考えられている。

 ドイツのMotorsport-Magazinのインタビューにおいて、マルコはフェルスタッペンとの契約状況について語った。

「基本的にこの契約は確固たるものだ。通常の流れですべてが整理されている」とマルコは言う。

「我々とホンダとの(現在の)契約は2021年末までだ。F1カーがエンジンを失えば、当然、困難な状況になる」

「従って、(フェルスタッペンを残すためには)競争力の高いエンジンが必要であることは明白だ」

 今のレッドブルにとって最大の目標は、フェルスタッペンをF1史上最年少でチャンピオンにすることであると、マルコは言う。現在の最年少チャンピオン記録は、当時レッドブルに所属していたセバスチャン・ベッテルの23歳134日だ。フェルスタッペンは今年9月30日に23歳になるため、フェルスタッペンとチームにとって、今シーズンは非常に重要な一年となる。

「(フェルスタッペンとの契約で)我々は一貫性を確保することができ、チーム全員に大きなモチベーションを与える結果になっている。それは非常にいいことだ」とマルコ。

「我々のチームでF1キャリアをスタートしたマックスを、最年少F1チャンピオンにすることが、我々にとって大きな目標だ」

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