レンとリコの入れ替わり説や佐藤二朗の過去も 『シロクロ』SNSで飛び交う考察の数々を検証

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2020年02月02日 10:01  リアルサウンド

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写真『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(c)読売テレビ
『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(c)読売テレビ

 『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』『あなたの番です』『ニッポンノワール』に次ぐ、日本テレビ日曜ドラマ枠で放送中の清野菜名と横浜流星のW主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』。これまでの系譜に連なり多くの謎が残され、ネット上では様々な考察が飛び交っている。そこで、今作で起きている考察ブームと、残されているカギなどを一度整理し、黒幕を探ってみたい。


参考:佐藤二朗も怪しい?


 まず、「双子入れ替わり説」について。ミスパンダこと川田レンは、かつては“天才美少女棋士”と騒がれていたが、10年前の放火事件で双子の姉であるリコを失くし、自分だけ生き残った罪悪感からPTSDを患い内気な性格に変わる。一方、Mr.ノーコンプライアンスこと佐島源造法務大臣(佐藤二朗)からの依頼を受けた、飼育員さんこと森島直輝(横浜流星)の催眠術によってミスパンダに変身した時は、テンションが高い人物になり、驚愕の身体能力で世の中のグレーな事件にシロクロつけていく。


 レンを溺愛する母親(山口紗弥加)は、事件がきっかけで療養施設で治療を受けているが、「リコが死んでくれて良かった」と黒く塗りつぶされたリコの写真を指でこする母親の姿を見たレンは、小さい頃に母親が1人の娘を溺愛し、檻の中にいるもう1人の娘にバナナを投げつける姿を思い出す。ちなみに、パンダは双子を産むと1頭しか育てないという習性がある。ミスパンダが逃亡するシーンで、柵状の門の前に来ると、檻に閉じ込められた側の視線の記憶が甦り、「お母さん、ここから出してよ」とパニックになることから、ミスパンダの正体は虐待されていたリコ説が有力。また、母親がいつまでも療養施設にいるのは、レンが死んだことを受け入れられず精神を病んでいる可能性もある。放火事件以降、レンには大学病院の精神科医で、直輝のゼミの教官・門田明宏(山崎樹範)が担当医としてケアをしている。第3話の冒頭で、あからさまに「一卵性双生児における、記憶の相互関係について」という資料を見ていたり、中学時代の同級生・宮澤沙奈恵が違和感を感じていたり、事件以降囲碁がスランプなのも別人だからと考察できる。


 門田以外に、親代わりである囲碁喫茶の店主・加賀春男(升毅)が、レン“たち”の過去を知っている。もし門田と加賀が“良い人”なら、母親がリコに対し虐待をしているのを知り、生き残ったリコはレンとして生きていくように過去を取り替えた可能性がある。前回偵察していた白いコアラはミスリードキャラで、直輝によってリコの記憶が戻りそうなので、門田と加賀どちらかが偵察していたと推測される。ただ、この2人が悪人なら、誘拐犯のコアラ男の可能性が考えられるし、何らかの理由で姉妹、もしくは母親の記憶を改ざんさせるために入れ替えた説も。どちらにしろ、『ニッポンノワール』の笹野高史のようにリコの監視役だろう。


 ここでいくつか疑問が出てくるのが、ネグレクトをしている娘を連れて、事件となるキャンプ場に行くのか。母親が40歳でレンは23歳、17歳の時に産んだ子供という年齢とまだ登場しない父親の存在。源造の愛人説も否定できない。


 次は、直輝とMr.ノーコンプライアンスの関係。直輝は大学で精神医学を学ぶ一方、メンタリストNとしてテレビにも出演。父親の森島哲也(田中圭)は敏腕刑事で、8年前にある事件を追って失踪し、白骨死体で発見されたことを受け、直輝は真相を突き止めて復讐するという野望を持つ。Mr.ノーコンプライアンスこと佐島源造は、過去に娘の佐島あずさ(白石聖)が“コアラ男”を名乗る男に誘拐されている。公式ページには「行き過ぎた正義感には、過去に下した“ある決断”が関係している」とあり、コアラ男の誘拐事件で何か悪魔の取引が行われことが推測できる。あずさは現在、全日テレビに勤務する報道記者で、直輝と付き合っているが、源造と直輝が裏で繋がっていることをあずさは知らない。ここで騒がれたのは、直輝もあずさもレンと同い歳、実はあずさとレンが姉妹説も飛び交っている。直輝もあずさも母親の存在、そしてレンの父親の存在も謎。ここに共通点や重要なカギが隠されているはずだ。


 当初の考察で多かったのは、源造が国会議員としての人気取りのために狂言誘拐を企て、真実を知った哲也が源造に消され、その真相を掴むために直輝が接近した説。直輝が昔、父親から貰ったパンダのぬいぐるみにはUSBが仕込まれていて、源造がコアラ男に娘を返してくれと懇願する動画がある。なぜ息子にUSBを託したのか。ただ第3話で、源造のデスクから直輝の父親・哲也の警察手帳を取り出し、そこに挟んであった幼い直輝と哲也の写真を見つめ「お前に似てきたな」とつぶやいたことで、哲也は正義感から源造を庇うために犠牲になった可能性も出てくる。もし、源造が直輝に復讐されるような過去があるなら組まないだろうし、まして娘と付き合わせるわけはない。そこで考えるのが、未だ捕まっていないコアラ男から娘を守るため、直輝もコアラ男の正体を追求するために付き合わせている可能性がある。もしくは、過去の自分の罪を反省し、直輝に断罪してもらいたいと思っているのかもしれない。


 他にも、直輝がコアラ男説や、哲也がコアラ男で生きている説、ミスパンダを追う全日テレビのディレクター・神代一樹(要潤)も過去の事件と関わりがある人物として名前が上がっていたりと、日曜ドラマ枠なら何が起きても不思議ではない。ただ、今作は分かりやすいヒントが多く、ミスリードが多い可能性が充分にある。今回書いたのはあくまでも一説にすぎないので、今後も自分なりの考察でドラマを楽しんでいただけたらと思う。 (文=本 手)


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  • そんなに一人であちこち出歩けるほど忙しくないのか、法務大臣?という突込みは…ドラマの設定上、野暮かしら…???
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